五城目町議会12月定例会のご案内~一般質問7人の質問項目~ |   ミズノ馬鹿一代

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秋田県五城目町の地域情報や議員活動、議会での内容、家族のことを発信しております。

地方議員はどんなことをしているのか分からない!

動きや考えが全然見えてこない!

 

 

全国的によく耳にすることです。

 

少しでも知っていただければという思いで今回もこのブログ記事を書いています。

長文ですがよろしかったらお付き合いをお願いします。

 

議員が、町に住む方のためにどんな質問、発言、提言をしようとしているのか?

知っていただきたいです。

それに対して、町はどう答えるのか?

それを目の前で見ることができるのが議会傍聴席。(どなたでもできます)

平日の日中なんて無理だ!という方は

五城目町議会映像配信をご覧になってみてください。ただし生中継ではなく、発信まで二週間ほどかかってしまいますm(__)m すみません

という訳で、五城目町議会12月定例会のご紹介を始めます。

 

昨日午前10時から『議会運営委員会』が開催され12月定例会の日程と内容が決まりました。

『議運』と呼ばれる『議会運営員会』は定例会開会の6日前におこなわれ、日程と内容などについて協議します。
構成委員(議員)は6人で(敬称略)
委員長 :佐々木仁茂
副委員長:斎藤晋

委 員 :佐藤重信、椎名志保、工藤政彦、私荒川滋

参与として、石川交三議長、伊藤正春副議長

 

町側から、副町長、総務課長と総務課職員
書記として議会事務局長

 

日程

12月7日(木) 午前10時  開会 本会議

  議員の研修報告

  町長行政報告

 

12月8日(金) 本会議 一般質問

 一般質問を行う者は開会1週間前までに通告書を提出するというルールがあります。

 今回は7人が質問に立ちます。

 1人の持ち時間は60分。(質問と町側からの答弁含む)
 午前10時にスタートし正午までの2時間で2人、昼食後午後1時から5時までの4時間で4人、合わせて一日MAX6人が質問できることになります。今回の質問者は7人なので1人が次の日に質問することになります。順番は議席番号順に定例会ごとにローテーションします。
その結果今回は
  午前10時~ 椎名志保議員
  午前11時~ 私、荒川 滋

  午後 1時~ 佐々木仁茂議員

  午後 2時~ 畑澤洋子議員

  午後 3時~ 斎藤 晋議員
  午後 4時~ 工藤政彦議員

  

12月11日(月)

  午前10時~松浦 真議員

   このようになります。

 午前と午後のトップバッター以外の時間は前の質問者が要した時間により前後します。

 

それでは各議員の質問項目を紹介してまいります。

 

椎名志保議員(12月8日(金)午前10時~)

1.大雨災害から5カ月 防災・減災対策、被災者支援の現状は

 ①内水氾濫対策とする雨水管の整備について

  ・十分な検証はしたのか  どういう対策か

 
②西野橋下流の整備の県への要望するよう八郎潟町に働きかけを

        (上の画像2枚は2023年8月 西野橋から下流を撮影)

 ③田町杉ケ崎地区の浸水対策

 ④被災農地にも家屋や事業所と同様に直接的な助成を

 ⑤被災者支援の現状は 

  ・被災された方々の生活再建への支援は十分か?特に高齢者など自力再建が難しい方の

      状況把握と支援、今後の支えは

  ・有事の際に生かすべく民間グループ、コミュニティナースの取組み実現を

2.五城目町高齢者福祉計画、第9基介護保険事業計画について 4項目

3.今後のクマ対策 1項目

 

 

佐々木仁茂議員(12月8日午後1時~)

1.疲弊する農家の現状に支援と対応を

 ①稲作農家は3年連続で大きな損失と影響を受けた。7月豪雨でさらなる厳しい現実。

      疲弊し次年度の生産意欲を無くしかけている法人や農家の現状を町はどうとらえている。

   支援策を打ち出す考えはあるか

 ②7月豪雨被災農地、復旧工事の見通しは。強靭な水利施設設置の後押しを


          (2023年8月恋地で撮影)
  ③農地流入の樹木について調査と対応を県に要望すべき

2.戸村堰の認識について 1項目

3.旧五城目小学校跡地に残された石碑について 1項目

4.方言を学校教育で活用しよう 1項目

5.学校菜園について 1項目

6.ふるさと五城目会への支援について 1項目

 

 

畑澤洋子議員(12月8日午後2時前後)

1.アーバンベア元年からの獣害対策強化について

 ①今年の被害状況、狩猟免許登録者数、免許取得掛かる経費や銃購入への助成額

 ②耕作放棄地の栗、柿などの巡回指導と摘み取り作業の人的派遣が必要ではないか

2.内川川治水対策工事完成までの湯ノ又橋のゴミ対策について

 ①地域全員の意見を聞き被災者同士が理解し同意し結論を出すよう配慮してほしい


 ②湯ノ又橋               (2023年7月15日午前 撮影)

3.あったか五城目への財政支援について

 ①町民の理解を得ることが出来るよう確実に集客できる対策が必要だ。

   町と会社との話し合いで新たな経営改革を示してほしい

4.不登校児の親への支援について

 ①小中学校における不登校の現状は。保護者への支援はあるか。

 ②不登校児の保護者に対する対応

 

 

斎藤晋議員(12月8日午後3時前後)

1.洪水対策について

 ①河川の洪水対策はどうなっている?馬場目川・富津内川・内川川の進捗状況は

 ②内水氾濫に対する対策は

  ・大型ポンプ設置を  ・消防との連携で消防ポンプでのくみ上げはできないか

2.被災者に対する寄付金について

 ①寄付金の総額と主な寄付者は

 ②寄附金の使い道は被災者に配分したのか

 ③ふるさと納税の現在までの総額は

 ④ふるさと納税は被災者のために使うのか

3.間口除雪について

 ①高齢化に伴い間口除雪の要望は増える。周知と予算増額はできないか

4.五城館と朝市ふれあい館について

 ①両施設を建設した目的は

 ②両施設は町民のためになっているか

 ③町民のために何ができる施設なのか

 

 

工藤政彦議員(12月8日午後4時前後)

1.本町部の馬場目川堆積土砂について


                           (2023年8月西野橋から上流を撮影)

 ①富津内川との合流地点~西野橋間の馬場目川の伐木、除根、土砂除去はあれで完了したのか。7月のような豪雨に耐えられるか

2.雨水管整備について

 ①磯ノ目地区を中心に内水氾濫対策として町が取り組むと発表した雨水管の整備。その規模と内容は

3.馬場目川治水対策説明会の実施を

 ①1項目

4.幹線道路に視線誘導標(デリネーター)の設置を

 ①視線誘導標は夜間や霧、降雨、降雪時などでもドライバーの視線を適切に誘導し交通安全に寄与すると考える。設置が必要だ。

 

 

松浦真議員(12月11日午前10時~)

1.DX推進について

 ①現在の推進状況と課題は

 ②秋田県内初となるDXの専門的な知識を持つフェロー委嘱を

 ③デジタル田園都市国家構想に向け県内でも申請や事業実施が行われている。町の申請状況は。また課題は

2.豪雨水害検証の具体的な内容は

 ①9月定例会、検証の重要性についての質問に、『国県警察消防などの行政機関一町民企業学術研究機関など多様な主体の参画と連携が必要』と答弁があった。具体的な検証はワークショップ形式で行うのか。町の具体的な考えは。

3.広域農道の整備について

 ①沿線の木々など五城目町区間の整備が足りないという町民からの声がある。現状と計画、進捗状況は

4.事務事業検証シートについて 1項目

5.母子手帳アプリ【母子モ】について 1項目

6.押印廃止について 1項目

7.除排雪について

 ①GPS搭載の除雪車の位置表示システム導入を

 ②除排雪の効率化や技術革新など町民にも目に見える形での発展や成果を表す具体的な方法は

 ③今シーズンの除排雪では何を目指す

8.クマ対策について

 ①被害状況は。ジビエとしての販路開拓の可能性は

 

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私、荒川滋は2番目、12月8日の午前11前後からです。

1.浸水被害の検証と対策について


          (20237月15日17:20、消防団活動待機中に役場駐車場から撮影)

 ①当日の水の流れや状況の聞き取りをもとにした検証が不可欠だが、町はそのための

  説明会や聞き取り調査は行ったか。検証がなければ改善はない

 ②浸水住家の復旧状況は

 ③町の住宅支援チームの体制は十分か

 ④磯ノ目地区を中心とした排水対策の下水道施設雨水幹線の整備内容と効果は

 ⑤県による町中心部の馬場目川の浚渫工事の今後の予定は

 ⑥県が示した湯ノ又地区の内川川ショートカット化、下山内地区の輪中堤工事。

    

  
                            (上記2枚は県主催の説明会時の資料)

   4~5年と想定される完成までの間の浸水対策は。

     実現すると、黒土や上山内地区の宅地や農地の浸水助長につながらないか

 ⑦町からの緊急情報伝達手段の充実のため、公式Line開設を

 

2.鳥獣被害防止計画について

 
                        (2021年5月撮影)

 ①クマ捕獲用の箱わな(オリ)を増やすべきだ

 ②鳥獣被害対策実施隊=猟友会の負担軽減について

  ・なり手不足解消のため手当の見直しと経費支援が必要だ

  ・隊員の確保、新規従事者の確保と育成をどう図る

 ③クマ肉などの有効活用と地域経済振興のためクマ肉処理加工施設を設置を

 ④クマが指定管理鳥獣に指定されたら上記4項目のうち町が取り組む対策はあるか

 ⑤イノシシ、ニホンジカ、中型動物に対する対策として電気柵やくくり罠、小型箱わな等の

     機材導入を健闘する計画があるが進捗状況は

 

3.公共施設等総合管理計画について

 ①今後の公共施設の在り方について町の意向は

 

4.まちなか、中心市街地の賑わいづくりについて

 ①バスターミナル周辺に町営駐車場設置を

 ②朝市ふれあい館について

  ・人々が集うホールからテレビが撤去された朝市ふれあい館。

      高齢者はじめ町民の居場所づくり、生きがい創出のためにも朝市来場者はじめ

      町民が気軽に触れ合える場所であるよう、テレビを再度設置すべき。

  ・人件費やエネルギー価格上昇も考慮し現在の格安利用料の見直しが必要な

      時期になっている

 ③中心市街地のシャッター街解消に向け『空き店舗バンク』設置を!

  (2023年12月2日午後撮影朝市通り)

 このままでは『まちなか』が完全に消滅してしまう

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以上が今回の7人の一般質問の項目です。

 

12月11日(月) 松浦議員の一般質問のあとに町側から議案が上程(提出)されます。
今回上程される議案は17件。

 

議案上程後、二つの常任委員会に分かれて審査します。
総務産業常任委員会と教育民生常任委員会。

メンバーは下記のとおりです。(敬称略)

〇総務産業常任委員会(6人)

 委員長  :荒川滋

 副委員長:石井光雅

 委   員    :舘岡隆、佐藤重信、伊藤正春、佐々木仁茂

〇教育民生常任委員会(7人)

 委員長    :椎名志保

 副委員長:松浦真

 委員       ::石川交三、荒川正己、斎藤晋、畑澤洋子、工藤政彦

 

12月12日(火)、13日(水)  各常任委員会開催

 

12月14日(木) 最終日 本会議

 ・各常任委員長がそれぞれの委員会での審査の経過と結果の報告。

 ・それを踏まえて上程された議案について『決』をとっていきます。

 

それらがすべて終わると、閉会となります。

 

提出議案については次回の記事で紹介しますね。

 

7日の開会に向けて気合が入る中、質問項目の確認と資料精査、議案の確認をおこないます、。

議会傍聴してみませんか?

お待ちしておりますよ~!

 

 

そして、明日3日は
もっと森山をもりあげ隊(=3も隊)の定期登山!

午前9時
五城目城ふもとの駐車場集合です。駐車場までの道100m、改良工事が終わりビガビガじぃぐなってますよ~✨!
ご都合つく方はぜひとも!(お昼頃まで)