医学部であれ看護系であれ手技療法系であれ、医療系の学校に入学するとまず最初に勉強する必修科目に「解剖学」があります
解剖学は基本的にはいわゆる“暗記物”なので、毎年の新1年生を悩ませる科目でもあり、専門用語がいっぱいで普段使わない漢字が沢山出てきます。
ちなみに“漢字”といえば、鍼灸師さんや按摩マッサージ指圧師さんが勉強する「経穴(つぼ)」は、中国から伝わって来たものなので当然すべて漢字です。
このように医療系の人にとって、漢字は身近な存在というか、一般の方々よりも多くの漢字に接する機会が多いのではないかと思います
ところでこの“漢字”には、“新字体”と“旧字体”がありますね
今日はこの“旧字体”の方のお話しを少しさせて頂きたいと思ってるんです。
さて、医療系の人は多くの漢字に接していると書きましたが、旧字体も意外と()あるのです。
例えば「医学」。
これを旧字体にすると「醫學」になります。
さらに「薬」は「藥」、「内臓」は「内臟」。
東洋医学の根幹をなす「気」は、「氣」と書きます。
このように、医療系で使いそうな言葉には旧字体が結構あるのですが、もう一つ旧字体があります。
それは「体」。
旧字体では「體」となります。
※画像は「OK辞典・漢和辞典」から転載しました。(https://okjiten.jp)
「骨と切った肉の象形」
「草木が茂っている象形」
「頭が膨らみ、脚が長い食器の象形」
という三つのパーツから、「多くの骨からなる身体」を意味する「體」という漢字が成り立ちました。
ボクはこの「體」という字、まるで身体の中に豊かさが含まれているようで、「いい字だなぁ~」と単純に良いイメージを持っています
なので、イメージ先行ではありますが、今後「出張整体『同治』」を「出張整體『同治』」と屋号を少しだけ変え、今までは「整体師」を名乗っていましたが、これからは「整體師」と名乗らせて頂ければと考えています。
いかがでしょうか
出張整體『同治』は、これからも“體”を通して患者さんとしっかり向き合い、筋を解し骨を整えることで、患者さんが「楽だぁ~」「動けるぅ~」と感じてもらえる“體作り”のお手伝いができればと考えています。
以上、“整體師”の佐藤がお伝えしました
最後までお読み頂き、まことにありがとうございました