たいへんご無沙汰しております、出張専門の整體院『同治』院長の佐藤です。
心機一転しまして、活動の拠点を天理から王寺へ移しました
それに伴い、このブログの方もまた再開していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(最低でも「週に1回は更新していきたいな~」という希望的観測で臨んでおります・・・)
・・・さて今日は朝から予約があり、Nさん宅へ出張整體に行っておりました
Nさんは膝の痛みを訴えられている患者さんです。
で、膝を痛めておられる方ってけっこういらっしゃいますよね~。
スポーツで無理をさせてしまったり、身体が硬くなって痛めやすくなってたり・・・
“変形性膝関節症”といえば、厚生労働省の調査では国内での総患者数が125万人、関節症による外来受診率は全体の第5位であり、その数は年々増加傾向にあるといわれています。
また、手足の関節の痛みを訴える方は、65歳以上では男性で第4位、女性で第2位と、高齢になると割合も順位も上がっているそうです。
ところで、変形性膝関節症で整形外科を受診した場合、
レントゲン写真を撮って、湿布か塗り薬で炎症を抑える。
それでも治らなければヒアルロン酸やステロイドを注射。
さらにそれでも治らなければ手術となり人工関節。
というのが“西洋医学”での一般的な治療の流れになるのではないかと思います
患部に原因を求めるのが西洋医学の基本的な診方ですので、患者さんが膝を患っていれば膝を診るわけです。
そりゃ確かにそうですよね~。
でもそれに対して、患部も診るけれどそれよりも患者さんを全体的に診ようとするのが、整體も含めた“東洋医学”の考え方です。「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、木を一本ずつ診ていくのが西洋医学であり、その木が生えている森を全体的に診るのが東洋医学であるといった感じです
なのでボクも、東洋医学を実践する整體師の端くれとして、変形性膝関節症を診る時は患部である膝も診ますが、それよりもその膝を患っておられる患者さんを全体的に診るようにしています
ちなみに、ボクが最初に学んだ整體の流派ではまず“体形判定”といって、骨格のアンバランスを全体的に診ます。そして“体動判定”といって、患者さん自身で実際に身体を動かしてもらい、動きのアンバランスを診ます。
要するに、“静”と“動”におけるそれぞれのアンバランスを診るわけですね
基本的にはボクもこの診方に準じています。もちろん、患部の筋肉や関節の状態もチェックしますけどね。
そうして判定した静と動それぞれのアンバランスを是正していくことで、患者さんの健康を取り戻していくわけです。
それがボクの整體です
・・・と、ここまで書いててまだまだ続きがあるのですが、長くなりそうなのでひとまずここらで終わりにします。
次回は「ボクの膝整體法」というタイトルでお送りしま~す(ホンマかいな・・・)。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました