それは…掌に創られた

何処が何かは目に見えず
どれが誰かはリスト上
アップされたその者に
矢印付けて遊んでる

大きな大きな人生ゲーム
回したルーレットに賭け
駒を揺るがし歩かせる

孤独な暇潰しに愛を込め
自らを襲う己の計画

小さな小さな運命ゲーム
先の見えるマス眺め
駒に期待し縁送る

取り合う我先幸の影
吐いた溜め息くる嵐

飽き飽き握る小さな世界
狂う荒れ地の津波食い
創られ壊され開く指
希望を落とし爆破する

刺さった針は
見えない傷
受けた痛みは
巨大な愛

摘まんで持上げ振り落とす
落として転がし立ち上げる

理解求める己の計画
誰も知らない孤独の真実

暗くて眩しい黒い穴
遠くて小さいその光
さ迷い続ける駒の足
固まる寸前ゆびの二本

卑しい傷は
癒されず

卑され傷は
癒しゆく

大きな大きな小舟に乗った
小さな小さな巨人達

流した涙に流されて
吐いた溜め息辿り着く

いつか夢見る掌の
賭けた光のその行方
丸いと信じる愚かな地
ゲームのゴールの黒い罠

広げて曲げたその秘密

誰も知らない
孤独の真実…

君の人生に
僕の名は残せたかな…

君の事を想うとね
いつも夢の中に居るんだ

あの時のまま
ときめいていて
あの時のまま
祈ってる

夢中で君を探し
追いかけてる

笑っちゃうね
こんな僕
涙が出そうになる位
笑いが止まらないよ

繋ぐ手を探すその顔が
不安に起きるその心が
愛おし過ぎて
焼き付いてる

そんなトキを…
君との時間を思い出すとね
ココが締め付けられるんだ

苦しいのかな…
楽しいのに
悲しいのかな…
笑ってるのに

夢中で君を想い
振り返ってる

あの時僕らは
確かに一緒にいたんだね…

繋がれてた時間が嬉しくて
笑える夢と
繋がれてた錯覚が虚しくて
夢だと願う

離れる為に作られた
僕らのママゴト

あの時僕らは
本当に一緒にいたのかな…

今の僕らは
本当に…


そんな事を
そんな普通な事を…

時々考えてしまうんだ
君を想いながら

やっぱり笑っちゃうね
こんな僕

君が求めたあの言葉
僕が言えなかったその言葉
夢物語を開く鍵

大切な宝物にするよ…

だから
きっと笑っちゃうね
これからも

こんな僕も
たまにはいいよね…



君の人生に
僕は存在していたかな

僕の人生に
君の名は刻まれたよ

だから君も
笑っていてね