タイとは別のイボダイ科に属し、岡山県では「シズ」の名で親しまれている。クラゲを好んで食べるため「クラゲ魚」とも呼ばれているようです。 脂が多いが、味は淡泊で、塩焼きや煮つけに向くようです。

 

 8月上旬から九州の志布志湾、島原湾で漁が始まり、岡山県の瀬戸内海沿岸では8月下旬からのようです。体長は10cm~15cmのものが多く取れるようです。

 

 スーパーなどでは1匹(100g)100円~130円くらいです。 市場の流通量は例年より3~4割少ないようです。

 

 

◇煮つけ◇

 日本酒をひと煮立ちさせてから、しょうゆ、砂糖、みりんを加える。うろこを落としたイボダイに包丁で切り込みを入れ、ショウガの千切りとともに、落しぶたをして煮込めば出来上がりです。