ニシンの仲間で大きいものは体長60cm程です。 小骨が多く、調理には約2mm間隔で包丁を入れる「骨切り」が必要です。 知名度はあまり高くないが、岡山では重宝されているようです。 刺し身や塩焼きのほか、郷土料理・ばらずしほ具にもなります。

 南日本からインド洋にかけて生息し、瀬戸内海には初夏、産卵のために入ってくる。 岡山県内では備前市日生町、瀬戸内市牛窓町などで水揚げされています。

市場での流通量は平年並みで、スーパーなどでは、切り身100gが160円~200円程度で価格の方も平年並みってところでしょう。


◇酢漬け◇
 薄切りにしたヒラに小さじ1杯ほどの塩をかけ、手でもんで2時間ほど置く。 酢にみりんを少々入れてかけ、箸でほぐすように混ぜる。 甘めの味付けを好むようなら砂糖を酢に混ぜてもOK。冷蔵庫で冷やして出来上がり。