(西安の旅、その1)
もう8年も前のことになってしまったが、2017年の暮れ、12月26日から29日までの4日間、息子祐輔と二人で中国の古都・西安を旅して来た。中国へは、それまで上海・北京・香港をそれぞれ旅したことがあったが、それに次いでのものである。私63歳、息子28歳の時のことで、障害はあるが歴史好きの息子に中国の古い歴史を見せてやりたいと思い、JTBの「旅物語・デラックス西安4日間」というツアーに申し込んだものである。
息子との海外旅行は、今のところこれが一番最近のものである。
親が元気なうちにいろいろと経験させてやろうと思って、今までいくつかの国を旅してきたが、この旅から帰ったあと、家族が長い病気になって、以後旅に出かけることはできなくなった。息子も2022年の3月からグループホームに入り、家を離れて一人暮らしを始めた。
息子との旅の思い出は、すでにエジプト、アテネ・イスタンブール、イタリアの旅などをこのブログで書いてきたが(ブログ「エジプトの旅」以下)、忘れてしまいがちな親との旅を、「記録」として残し、将来独りになった時の思い出になれば、と思ってのものである。ツアーに乗った安易な観光旅行の記録に過ぎないが、そういうものとして読んでいただければ幸いである。
〈西安までのルート〉
(地図1、成田から上海乗り換えで西安に向かった)
〈出発〉
12月26日の朝、家のある古河(茨城県古河市)から車で成田空港へ向かった。空港駐車場に車を置き、午後1時50分の上海行き中国東方航空機に搭乗した。上海までのフライトは3時間程度であった。
〈乗り換えの上海国際空港〉
時差は1時間で、上海時間で午後4時頃に上海国際空港に到着した。ここで国内線に乗り換えるのであるが、4時間ほど待ち時間があり、空港内に「漁人湾」という中華レストランがあったので、そこで夕食を摂ることにした。待ち時間が長いためか、旅行会社からはミールクーポンが出ていた。
〈国内線へ〉
午後8時過ぎの西安行き国内線に搭乗する。国際線と同じ中国東方航空機で、上海から西安までは3時間程度のフライトであった。
〈西安到着〉
夜も深夜となった11時過ぎに西安国際空港に到着した。夜のフライトであったので上空からの地形などは分からなかったが、座席前のモニターで見ると、西安は盆地(黄河支流の渭河が造る関所盆地)に位置しており、飛行機は山を越えて空港に入って行ったようである。
〈西安市内へ〉
入国審査が終わり、指定されていた玄関ロビーに行くと馬さんというガイドさんが迎えに来ていた。同行するツアーの人たちも集まっていた。用意されたバスに乗り、下の地図のようなルートを通って西安の街に入っていった。街に入ると道脇には提灯を象った赤い街路灯が灯っており、古都・西安を感じさせる雰囲気があった。バスはしばらくして3日間泊まることになる「グランドノーブルホテル」(皇城濠門酒店)に到着した。時間は日が変わり、翌日の午前1時過ぎになっていた。
(地図2、西安周辺図。西安国際空港から市内へのルート)
(地図3、西安市街図。泊まったホテルの位置。西安は古代計画都市・長安を歴史的前提としており、碁盤目状の街区が特徴である。ホテルは東大街の傍に位置していた。)
(続く)








