自転車用ドラレコを、実用的かつ空力的に納得のいく形態で搭載するための作業記録。
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「MINI DVR F9」、8行程の試験を終え、自転車用の実用ドラレコシステムとして正式採用としました。やっとこのシリーズも最終回。これ買ったの11/07ですから、2.5ヶ月も掛かってます。もうアホかと(ry
走行中、諸々の走行ノイズと思われる音が記録されていますが、路面状況の変化とリンクしており、フレームからの振動を拾ったもののようです。ビビリの類に起因する異音は、ほぼ排除できたと判断して良いでしょう。マウント方法も充分堅牢で、しなり撓みに属するようなブレは殆どありません。アクションカメラの設置要件としては大変優秀といえるもので、満足できます。

曇天・日の出頃の幹線道路。時計は合っていません。周辺像の流れは光学的収差ではなく、自車の走行(約33km/h)によるものです。
無限遠が(まあまあ?)シャープになり、至近距離(エアロバーを握るグローブ)がピンボケになりました。解像度は及第点。前方右ミニバンの4桁は完全に読めるものの、この条件では状況次第って感じです。
やはりタイムテーブルには異常があり、20分/日程度遅れるようです。差は101.38%、73/72相当。思い当たるネタが無いので、諦めます。
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まとめ
製品技術仕様(販売店が添付した日本語説明書による)
レンズ 120゜A+レベル ハイレゾリューション広角レンズ
ビデオ 1920*1080p 30fps / 1280*720p 60fps
ビデオフォーマット AVI
マイク TFカード(マイクロSDカード)
USBインターフェース USB2.0
電源インターフェース 5V 1A
バッテリー 内臓リチウムイオンバッテリー
システム Windows2000以上 / Mac OS 10.3.6以上
レンズ: A+ハイレゾっていうのは意味不明ですが、ボードレンズの有するそれなりの光学的解像度はあると思います。しかし、受光素子の制約なのか、額面通りの画質は得られません。
ビデオ: 生成ファイルを見ると、表記とはステータスが異なります。僕は動画に詳しくないので何ともいえません。
マイク: TFカード・・・? マイクは普通のコンデンサマイクです。
バッテリー: Ni-MHは分かったが、肝心の容量とランタイムが不明。
カタログスペックから期待される性能は有していません。組み付けも怪しい。ポン付けでも運用できますが、既存能力を発揮させるためには、本体の改良が必須です。ロットによって付属品が異なります。欠品には注意。USB端子はMiniBでもMicroBでもない謎規格で、コレが無いと使えません。
解像度は及第点です。レンズの光学的性能ではなく、受光素子側の制約だと思われます。ランダムノイズ多め。露出制御の限界なのか、低照度に弱い傾向がありダイナミックレンジもさほど広くありません。そのかわり、比較的ブレには強いです。
集音能力は最低限です。ライダーのもがく声は拾えますが、付近の会話などは録れません。
筐体は筒状のため、設置の自由度は最高レベルです。マウントの自作も含め、どうにでもなります。φ30mmで前面投影面積も極小です。
上書き設定ができません。MSDが一杯になると録画が停止します。この製品は単なる小型DVRであって、いわゆるドラレコではないので、何らかのトリガによるアラートログの保持機能もありません。容量管理には注意が必要です。
総合評価:
良いと思います。安いので、諸々の問題は想定内。エアロロードに付けてもカッコ悪くない点が、とにかく良い。軽量(80g)で操作性良好、前面投影面積極小で脱着自在。自作とはいえマウントのタッパが低くできたところも高評価です。
でもお勧めはしません。
買ってそのまま使うには、何かと問題アリの安物でございます。