コラムマントを採用したBHUL(2013)でも、軽量化のため同方式へ改良する余地を探っていましたが、フレームを少し加工する以外にマウントを受ける方法が無くて、躊躇していました。ULEには、ダウンチューブの良い位置、ちょうどクラシックフレームにおけるWレバーの位置辺りに、リンケージ取り込み用の蓋を留めるM3ビスが2箇所あるため、これを利用します。
材料はホローカーボンによるワンオフが理想なんですけど、強度・精度ともに自信がありません。さらに素人によるウェットカーボン成型は重量が嵩むため、アルミ板を加工した方が断然軽く仕上がると思われます。これを踏まえ廃材探し・・・。
先日、背面キャリアを自作した際に使ったチャンネル材はt=4mm。非常に堅牢ですが、ちょっと厚過ぎるかな。固定部とシフター軸の配置を考えると、t=2mm辺りが妥当そうです。買ってきてもいいですが、できれば廃材で…あっ、良さそうなのがあったぞ。故障したインバーターの3端子レギュレーター用放熱板兼フレームが、t=2mmの5052材みたいです。厚紙で型を取ってから、とりあえず金ノコで切り出してみました。シフターの軸を取り付けるための部分を立ち上げると、概ねイメージに近い形になりました。
切り出して曲げただけです。
取り付けは軽量な7075アルミボルトにしたいところですが、M3で細いためチタンボルトを取り寄せた方が無難そうです。取り付けビスはフレーム形状にあわせラジアル方向に角度が付いています。これに合わせRを取って、現物合わせで穿孔。完璧に位置出しをした後に、無駄部分を落とす予定です。
シフター軸は、無用なトラブルを排除するため異型穿孔が必須です。面倒ですが、ボール盤を使ったフライスもどき+ハンドルーターで、手間をかけて仕上げました。
たかが異型穴に所要1時間強、うまくできました。
レバーも組んでみます。
T字状に見えている板面(これからR加工)がダウンチューブ上面に取り付き、突き出た導入部はフレーム内に収納されます。アジャスター部をギリギリまで短縮して軽量化・固定し、さらに加工したバナナを接続して、BBへワイヤーを指向する設計です。
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苦戦すると思っていたシフター、思いのほか順調に形になってきました。このまま本採用になるのが理想ですね、楽なので。
