母が認知症になったので週一回、仕事が休みの時に介護の学校に行っているという話の続きだ。


高齢者になると死を身近に感じてふさぎ込んでしまう人もいるという話から

50代の講師は、そんな事は考えたことも無いだろうと、生徒の25歳に「自分はいくつぐらいまで生きると思ってる?」

と質問した。当然、平均寿命の80歳は超えてくるだろうと予想しての質問だ。

すると25歳は

「50歳ぐらいかな❓」と言ったので質問した講師だけでなく55歳の私も

「ええっ⁉️😱」

と声をあげた。講師は

「私、もう死んでるやん😱なんで⁉️」

と当然の質問を投げかけると

「迷惑をかけたくないので」と答え、その回答にも私はもう迷惑をかけてる年齢なんだと戦慄した。

40代50代が半分を占めるクラスだ。ざわめく教室にこのままではいけないと思ったのだろう。講師は救いを求めてもう一人の22歳に同じ質問をした。すると、あろうことか22歳は

「30歳ですかね。」と答えた。

「なんで⁉️」

「楽しいまま死にたいです!」

楽しいよ😭

30代も40代も50代もそれぞれに楽しいよ😭

むしろ私なんか学生時代の方が今思えば生きづらかったよ‼️

講師は最後にショックを受けている40代以上の中でも比較的ダメージの少なそうなTさんを指名した。

Tさんは自分が指名された目的をきちんと理解してニコニコしながらこう言った。

「私は100歳までは生きたいですね。人生折り返し地点だと思ってます🤗まだまだやりたい事いっぱいありますしね💓」

教室にホッとした空気が流れ、やっとこの話題から本来の授業に戻る事が出来た。

自分の為だけでなく若い世代のためにも楽しそうな大人にならなきゃなぁと思った私だ。