認知症の母が一人暮らしをしている家を片付け始め、それが困難を極めているという話を書いた。

環境を変えると認知症が一気に進むとの話を聞いて大阪市内に呼び寄せるより、私が実家で同居した方がいいだろうと思い立ったのは去年だ。あれから一年いよいよ母の認知症も予断を許さない状況に来て私は一向に進まない実家の片付けに助っ人を投入することにした。母が一番気を使っている私の夫だ。赤の他人で実家に置いてある物に何の思い入れもない夫は、ゴミ袋になんの躊躇もなく目についた物をポイポイと放り込んでいった。

私が触ると怒る母だが、認知症であってもまだ夫には気を使うようで、子供のようにピタリと横に張り付いたままジーッと様子を伺うだけでヤメテ‼️と叫び出す事はなかった。

そこにもう一人、弟の嫁が片付けに参戦した。収集癖のある夫よりさらに捨てることに躊躇のない嫁が入ったことで片付けは一気に加速した。私を含めて3か所で作業をする事になり、母はどこを監視すればいいのか分からなくなり疲れて寝てしまった。

今回の事で私が学んだ事は

⭕️断捨離は自分でせずに他人にしてもらう‼️

だ。思い出はとっておかずこれから作っていけばいいのだから。