私が19歳の時の話

学校から帰ってきて家の前の私道に入ると、ピザ屋のお兄ちゃんがバイクに乗るところだった。


するとピザ屋のお兄ちゃんとカチリと目が合うとお互いに
「おっ!!」
っと思った理由は中学の同級生だったからだ。


いつもアンニュイな、優しい素敵な男の子だ。
しかも中学生の時ほんのり恋した男の子だった。


「久しぶりだねーなにやってんのー?!」

という感じの世間話をして、

「彼女とかいるのー??」
と聞くと、
彼はいると答えた。

なんだいるのか、と残念に思いながら、ここで沈黙するのもなんなので、

「ペアリングとかは付けてないの??」なんてどうでもいいことをきいた。


すると彼は
「前までペアリングしてたんだけど、彼女が無くしちゃって、本当ごめん本当ごめんってすごい謝られちゃって、全然気にしないよってなってから指輪付けないようになったんだよねー」

と答えたので、私が残念だったねと言うと彼は、





「しょうがないよ、指輪だけが愛のかたちじゃない」



と言い、彼は去っていった。


若かりし、指輪への憧れを持っていた私は、
後ろから頭をガーンと打たれたような衝撃だった。


愛が欲しいだのなんだのって言っておきながら、
形有るものを欲しがっていた自分に気付かされた。


春の風が私を優しくなぐさめてくれた。



その後、彼はジュエリー関係の仕事に就くことになる。


それは、愛を表現する物なのか、
表現が愛に代わる物なのかは、
私には少し難しい。

ちょっと前に美容師系メンズに多かったロン毛にメガネ、ヒゲな男がワイルドセクシーなかんじで個人的に好きだった。




しかし、そんなかんじの人が友達同士で歩いているとちょっとうざいものである。

私事だが、どっちかやめろやと思うものである。


家に親戚のおじいさん、おばあさんの老夫婦が来ていた時の話


「あらー久し振りに見たら大きくなって~何のお仕事しているの??」

と、聞かれたので、ネイリストだった私は
「ネイリストって言う、爪を綺麗にする仕事をしてます」

と言うと、


「爪だったら、足の爪もやったりするの?」

と聞かれたので、

「足もやりますよ~足の爪は手ほど見られないですけど私も職業柄、一応やってます」

と、自分の足の爪にジェルネイルをやっていたので、こう言うのをやっているんだよと見せると、



今まで黙っていたおじいさんが、
「足の爪なんかやって誰に見せるの~?え~?」

と言ってきた

ジジイめっちゃいやらしいやん!!

食いつくとこえげつないやん!!


ジジイのいやらしさ
ババア隣にしても
なお衰えず