アベンジャーズ:エンドゲームまで、あと一か月を切り、今か今かと楽しみなんですが、
その前に観ておかないと!ということで、観に行ってきました
「キャプテンマーベル」
間違えた。でも、やっぱ猫(?)のグースの魅力と活躍は、本作の重要な見せ場ですもん。
それで、正しいのはこっち。
本作は、新ヒーローであるキャプテンマーベルのオリジンなので、世界観の説明から、キャラクターの説明と、ストーリー展開はややゆっくりめ。
アベンジャーズ直前の、ワクワクしている身としては、ちょっと物足りないかなぁと感じるところもありましたが、一方でアベンジャーズ結成のプロローグとしてみると、「ニックフューリーとコールソン若い!」とか「こう話がつながっていくのか!」という驚きがいっぱいあり、終盤にワクワクを盛り上げてくる、なかなかニクい良作って印象かな。
特にアベンジャーズのテーマが流れるあたりはグッとくるものがありますね。
アイアンマンのエンドクレジットでフューリーが語った「より大きな世界の一員となった」のセリフの意味が深く分かったり、アベンジャーズの名前の由来がわかったり、これまでのMCU作品につながっている感がすごく伝わってくるあたり、ひとつの世界観として本当によく練られた映画たちだなぁ、と感心させられるばかりです。
にしても、キャプテンマーベルの強さは、ちょっと格が違いすぎるんじゃないの?って。
正直、このタイミングで新キャラだして、そのキャラのために一本映画作るの?って思ってたところもあったんですが、あの強さをみたら「これは、これまでに出ちゃってたらダメだわ」ってなりますよ。
MCU版の「もう全部あいつ一人でいいんじゃないか」レベルの強さ。普通に生身で戦艦と戦うとか、敵側としちゃ洒落にならんでしょ。
実際、劇中でも「あの人」が「こりゃマズいから帰るわ」的な逃げの撤退してましたし・・・。
そのキャプテンマーベルが合流し、アベンジャーズはどんな戦いを繰り広げるのか。
インフィニティウォーで消えた人々はどうなってしまうのか。非常に期待を盛り上げてくれる、楽しい映画でした!!
ま、裏返すとそれまでのマーベル作品見てない人からすると「ぽかーん」な映画って意味でもあるんですが、それはしょうがないよねと飲み込みます。
最後に、本作の頭、マーベルスタジオのロゴなんですが、最高でしたね。
昨年逝去したスタン・リーへの感謝と賛辞に満ちていて、開幕の「THANK YOU STAN」の一文は、心にきますね。
おそらく本作が彼の最後のカメオなのかな、本当に偉大なおじいちゃんでした。ありがとう、スタン!!