パロディの傑作「スペースボール」 | 気ままに気軽に適当に

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ギリギリ昭和生まれが文章力アップのために始めたブログです。
徐々に成長が見られるといいんですが。

世にパロディ映画はいっぱいありますが、その中でも1,2を争うほど好きな作品

「スペースボール」

 

公開年は1987年なので、当然リアルタイムでは見てないですが、テレビ放送時の録画のビデオを擦り切れるぐらいに見てたなぁ・・・。

映画観ながらセリフが空で言えるぐらい大好きな映画です。

 

スターウォーズを軸にいろんな映画のパロディに満ちたコメディ作品。

スターウォーズのパロディ作品は数知れませんが、本作はなんとジョージ・ルーカス本人の快諾を得ているんですよ!

というのも、ルーカスが本作の監督、メル・ブルックス氏のファンだったからという理由らしいです。

 

宇宙空間をバックに「昔々、ワープを超えた昔・・・。」から始まる本作。

「惑星の空気を無駄に使い果たしてしまった惑星スペースボールの指導者たちが、近隣の平和な惑星ドルイディアから大気を奪うべく、ヴェスパ姫を誘拐する策略を企てていた。ドルイディア王から、姫の救出を依頼されたローンスターと相棒のバーフは多額の謝礼のために、スペースボールに戦いを挑むのだった」・・・ってお話しです。


主役のローンスターはハン=ソロっぽく、宿敵のダーク・ヘルメット卿は・・・ダース・ヴェイダーっぽい。

姫の従者たる金色のロボットがいたり、大きな石造を宙に浮かせる「シュワルツ」という術を使う聖者ヨーグルトがいたり。

映画のど頭から、実にスターウォーズっぽいんですが、登場人物も実にスターウォーズ。

 

なんですが、ただのパロディに終わらないところが本作の面白いところ。

コメディの巨匠らしいテンポの良さと、随所に盛り込まれている面白シーンの数々。ちょっとベタっぽいところもあるんですが、終始ニヤニヤしちゃいますね。

そのコメディをさらに盛り上げてくれるのが豪華声優陣による吹き替え。

特にダーク・ヘルメット(演;リックモラニス)を吹き替える富山敬と、サンダース大佐(演:ジョージ・ワイナー)を吹き替える池田勝との掛け合いの数々は、バラエティに富んでいて見ていて絶対に飽きないおもしろさ!

個人的にはウルトラスーパーハイのシーンと、終盤にスペースボール組3人がドタバタするシーンが大好きです。

 

もっと語るには、内容まで掘り下げないといけないところですが、正直ネタバレしたくない。

とにかく見てみて!元ネタわからなくっても、コメディとして絶対楽しめるから!!

まぁ、元ネタがわかるともっとおもしろいんですが、それはまた別の楽しみ方・・・。そう考えるとかなりお得ですね、この映画!!