Windows 7/8のキーを使った10/11のアクティベートが不可能に | a24a24a24のブログ

a24a24a24のブログ

アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

マイクロソフトから地味にびっくりのニュースが出て、

ネット上がざわついているようです。

 

ほとんどの人は関係ないと思います。

なおWindowsのライセンス認証周りは仕組みがややこしいので

私の理解が間違っていたらすみません。

 

 

 

 

Windows 7/8のキーを使った10/11のアクティベートが不可能に - PC Watch (impress.co.jp)

 

 

 

ざっくりと説明します。

 

通常、自作パソコンなどにWindows10/11を新規インストールする場合

市販のWindows OSパッケージ(ライセンス込)の購入が必要です。

だいたいWindows11Homeで1.5万、Windows11Proで2万以上のお値段がします。

高いですね。

 

ところが、ほぼ無料でライセンス認証を通す方法がありまして。

 

 

 

ウソみたいな話、マイクロソフト公式でWindows10/11をダウンロードしインストールした後

廃棄品や故障品の「Windows7パソコン」をタダ同然で買ってきて

本体に付いているWin7プロダクトキーシールの番号を入力すると、

Windows10/11がしれっと認証できたらしいです。

(※注 厳密にはメーカー製パソコンから別本体にOS再利用することはマイクロソフトの利用規約外なのでNGです)

 

 

2015年~2016年に行われたWindows7→10無料アップグレードの名残りと思われます。

マイクロソフトの戦略で、AppleやGoogleにOSのシェアを奪われないよう

わざと緩くしていたのかもしれません。

 

 

 

このため、フリマサイトではWin7のプロダクトキー番号や剥がされたシールが

1枚300円ほどで大量に売られていました。

Win10/11のプロダクトキーと称した出品も、実はWin7の中古キーだという噂もありました。

 

 

 

で、ニュースの本題。

この穴あきザル状態を黙認してきたマイクロソフトが、ついに

2023/9/20からWindows7/8のプロダクトキーをWindows10/11に転用するのを禁止して

認証を止めた、らしいです。

もう流用はできません。

※9/30時点でまだ認証出来たというネットの書き込みがあり、情報が錯綜しているようです。

 

 

 

正規のWindows10/11のメーカー製パソコンを買って

普通に使っている人は何ら影響ないはずです。

困るのは、Windows7からWindows10にアップデートしたパソコンで

部品の交換や再インストールをした時、認証失敗しないか心配?なくらいでしょうか。

 

このタイミングでWindows11付きの市販PCに乗り換える人が増えるかもしれませんね。

おしまい。