十年以上前に購入した、不安定なWi-Fiルーターを使っていたのですが。
最近、スマホやESP32などで無線LANを扱う頻度が高くなってきたので、
買い替えることにしました。
なるべく出費は抑えたい。
でも安すぎるルーターって評判良くなかったりするけど、実際どうなんだろね?
というわけで、今回
バッファローの最廉価Wi-Fiルーター「WSR-1166DHPL2」を購入し、
設定画面やMACアクセスフィルタなどを試してみました。
※ざっくりとしたイメージでだらだら書きます。参考程度に見てください。
今回選んだ「バッファロー WSR-1166DHPL2」。
新品で4千円台という激安製品です。
それを自分はフリマサイトで、新古品を送料込み2千円で買いました。
この機種を選んだ基準は以下。
・電波は近距離届けばOK、通信速度も並でOK
無線LANのアクセスポイントとして最低限使えればいい
※一戸建てや広いマンション、また高速ネット回線では、電波と速度が有利な上位機種が人気のようです。
・2.4GHz/5GHzの両対応
・MACアクセスフィルタで、指定端末以外を接続拒否できる
・Wi-Fiのアクセスログが見れる
・現行モデルなので、セキュリティや不具合改善のバージョンアップが当面期待できる
Wi-Fiルーターの設定はこんな感じでした。
セットアップ画面に入って、とりあえずインターネットに接続できるよう
IPアドレス周りを設定します。
セットアップ画面のインターフェース、いいですね。
シンプルで無駄がなく、使いやすいです。
真っ先に、ファームウェアの更新を行います。
Wi-Fiルーターは、2021年にやばいらしいセキュリティホールが見つかっています。
メーカーの中には「修正は無理」と古い製品を見捨てた所もありましたが、
バッファローは修正ファームを出しています。
【更新】一部Wi-Fiルーター/中継機における複数の脆弱性とその対策方法 | バッファロー (buffalo.jp)
きちんとサポートをしてくれる有名メーカーの、
サポート終了まで年数が残っている製品を買うのが正解、と思いました。
管理画面のパスワードを変更します。そのまま変えなくてもOK。
好みで「無線LANからの設定を禁止する」(外部からの管理接続防止)にチェックを入れます。
Wi-Fiの無線設定を行います。ほぼ初期の設定内容で問題なさそう。優秀です。
好みでSSID名を変更したり、パスワードを変更したりします。
「ANY接続を許可する」のチェックを外すと、
SSIDが一覧に表示されないステルス接続になります。
自分の用途には、電波が強すぎると思ったので(集合住宅なのでSSIDが見え見えになる)
送信出力を25%に落としました。
これでも隣の部屋くらいは余裕で届きます。
「MACアクセスフィルタを使う場合、AOSSが併用できない」というルールらしいので
AOSSを無効にします。
MACアクセスフィルタに、Wi-Fi接続を【許可】する端末の
MACアドレスを入力していきます。
これで未知の端末は、パスワードうんぬん以前に全て拒否できます。
スマホやタブレットでは、ランダムなMACアドレスを使う機能をオフにしてください。
※そこまでアクセス制限を厳しくする必要があるか?というと、状況によります。
自分も様子を見ながら設定を変えていこうと思います。
※追記 MACフィルタやSSIDステルス設定は、効果はあっても完璧ではない、という記事を読みました。
Wi-Fi接続時のパスワードを十分に長くするというのが、単純にして一番効果があるようです。
アクセスログを表示してみました。
Wi-Fiの認証成功~接続確立~切断のログが、MACアドレスと共に載っています。
いいねー。
必要十分で、見やすいです。
最後に、設定内容をバックアップしました。
as_setting.binというファイルに保存されます。
というわけで、結論。
格安Wi-Fiルーター、無駄なくシンプルで、安定して動いています。
必要な機能は揃っているし、自分の用途ならば十分でした。
初期の標準設定が過不足なく、ほぼそのままで無難に使えるのも好感を持ちました。
強い電波や連携機能、高速通信が必要ない人であれば、アリと思います。
Wi-Fiを使う目的を検討した上で、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。