これまで8ビットのマイコンArduino nanoを使っていましたが、
昨日から、ESP32ボードを触ってみています。
ESP32とは、2016年9月発売の32ビット マイクロコントローラで、
無線LANやBlluetoothが統合されて、手軽に扱えるのが魅力らしいです。
温度センサ・磁気センサ・タッチセンサなどを内蔵しています。賢い。
大きさは、だいたい指二本くらいの幅。500円玉を2個並べたほどの面積でしょうか。
上のOLED表示器が1インチ大です。
さて。
何も考えずWindows7のパソコンとArduino IDEで試したら、ハマることハマること。
まずCH9102Xという最新のUSBシリアルチップ、これがWindows7で読み込めない。
ドイツ語のサイト(自動翻訳)で「CH343ドライバでイケたぜ!」というのをマネたら解決。
しかしAuduino IDEをESP32ボード対応にする環境設定、どうやってもエラーが出る。
半日かけた結論。
Windows7では無理だ・・・。
Windows10で試すと、あっけなく動きました。USBドライバも不要。
具体的には、以下のスイッチサイエンスさんの紹介ページの、上半分を試せばいけます。
esp32_setup – スイッチサイエンス (switch-science.com)
①Arduino IDEを新しいバージョンにする。目安は2021年春以降?
②「追加のボードマネージャのURL」に追記
③ボードマネージャでESP32をインストール
④ボード”ESP32 Dev Module”を選択
サンプルプログラムが大量に入っているので、いろいろと試してみました。
・内蔵LEDを点滅 →○
・タッチセンサー →○ ジャンパ線一本でスイッチ代わりにできて便利
・Bluetooth →△ スマホアプリで値が拾えることだけ確認
・無線LANサーバ →× スマホでSSIDを拾えない、AP経由で接続できるがping飛ばない
・無線LANクライアント →○ AP経由でインターネットからNTP時刻を取得
・OLED表示 →○ 速い気がする
肝心の無線LANがうまくいきませんが、
自分の電子工作からインターネットに接続できるだけでも、魅力的です。
ESP32に関するネット上の情報はかなり多く、便利。
プログラム転送はArduino nanoの2倍くらい時間がかかるけど、許容範囲かなあ。
ESP32、安い製品を買うとArduino nano×2個分くらいの値段なので
調子が良ければ乗り換えていきたいと思います。



