Arduino nano+VS1003という音楽再生ボードで、MIDIデータの譜面を送信、演奏を試しています。
「300円で電子楽器が手に入った!」くらいに思っていたが、
なかなかの苦行です。
まずはデータの編集が楽になるよう、Arduino nano(右上)にmicroSDシールド(右下)を接続、
PCで編集したMIDIファイルをmicroSDカードで読み込みできるようにしました。
VS1003の仕様書より、「音色一覧」。
まともな楽器の種類がたった14(左列)しかありません。
そもそも指定する音色番号が載ってない。ネットで調べても、無い。黒歴史扱いか。
しかし、あきらめません。
音色を1~128まで、総当りで鳴らして、番号を調べ上げました。
どやぁ!
聞いてみると、一音一音が、薄い。音がぺらっぺらです。そもそも楽器に似てない・・・(致命的)
300円の越えられない壁を感じます。
しかし、あきらめない。
せっかく音色番号がわかったので、どれくらい音楽が鳴らせるか、試してみることにしました。

フリーのピアノ譜MIDIデータを、こちらからお借りしました。
使い始めたばかりのフリーMIDI編集ソフト Dominoで音色を変更・調整、
執念のごとく複数の音を重ねます。
メインはオルガンのイメージで、Lead+Vibraphone+Sax+Pad。
ベースは、Lead+Bass×2+Pad。
ドラムパートを追加します。ふふんふーんと鼻歌方式で入力、楽しい。
出来上がり。
最大同時発音が40音なので、たぶん上限近くまで鳴らしてこれくらいと思います。
疲れた。早いですがメリークリスマス。
おしまい。



