Arduino nanoで音を鳴らしてみた2 波形の乗算 | a24a24a24のブログ

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釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

 

外出自粛のため、家でコソコソ勉強中。

目標は自分で波形を作って音を出すシンセもどき。

 

 

先日、のこぎり型の音を出すことができたマイコン=Arduino nanoですが

(1)いろいろな波形の追加 (2)波形の乗算(かけ算) をやってみました。

 

 

 

では、低音のフレットレスベースを録音・変換して鳴らしてみます。

めっちゃメンドイけどね。たぶん読むのすらメンドイけどね。

 

 

 

 

-----気の短い人切り取り線-----

 

手持ちの小型キーボード(楽器)で「フレットレスベース」のドの音を鳴らして、パソコンに音を録音します。

 

波を1つ、切り取ります。だいたい0.008~0.016秒なので、100分の1秒くらい。

これを1秒間に100回ループして音にするわけです。

 

速度を微調整。データの長さを揃えるため。

 

16進数に変換して、プログラムに貼り付けます。なんという手作業。

 

同様にいくつか作成します。

うまく鳴るものもあれば、イマイチなものもあります。どこを切り出すかでコツがあるっぽい。

 

---気の短い人切り取り線ここまで---

 

 

 

 

鳴ったー。波形もそこそこ一致。

 

 

二つの波形の乗算(掛け算)を試してみます。

やっていることは、「波形の数値1 × 波形の数値2」、ただ掛け算を繰り返すだけですが、

ピアノのような音、金属的な不協和音を出すことができました。

 

 

 

 

前半:ベース音など4種、1波形のみ

①フレットレスベース

②ブラス

③オルガン

④人の声が失敗したやつ

 

後半:2波形の乗算

①ピアノ風 (ベース×リード)

②なんかベンベン鳴るやつ (ベース×ブラス)

③不協和音 (ベース×リード)

 

 

 

乗算の予想できない音の変化は楽しいですね。

次は、波形の計算をいじって、もっと変わった音を出してみたいと思います。

おしまい。

 

 

 

 

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