外出自粛のため、家でコソコソ勉強中。
目標は自分で波形を作って音を出すシンセもどき。
先日、のこぎり型の音を出すことができたマイコン=Arduino nanoですが
(1)いろいろな波形の追加 (2)波形の乗算(かけ算) をやってみました。
では、低音のフレットレスベースを録音・変換して鳴らしてみます。
めっちゃメンドイけどね。たぶん読むのすらメンドイけどね。
-----気の短い人切り取り線-----
手持ちの小型キーボード(楽器)で「フレットレスベース」のドの音を鳴らして、パソコンに音を録音します。
波を1つ、切り取ります。だいたい0.008~0.016秒なので、100分の1秒くらい。
これを1秒間に100回ループして音にするわけです。
速度を微調整。データの長さを揃えるため。
16進数に変換して、プログラムに貼り付けます。なんという手作業。
同様にいくつか作成します。
うまく鳴るものもあれば、イマイチなものもあります。どこを切り出すかでコツがあるっぽい。
---気の短い人切り取り線ここまで---
鳴ったー。波形もそこそこ一致。
二つの波形の乗算(掛け算)を試してみます。
やっていることは、「波形の数値1 × 波形の数値2」、ただ掛け算を繰り返すだけですが、
ピアノのような音、金属的な不協和音を出すことができました。
前半:ベース音など4種、1波形のみ
①フレットレスベース
②ブラス
③オルガン
④人の声が失敗したやつ
後半:2波形の乗算
①ピアノ風 (ベース×リード)
②なんかベンベン鳴るやつ (ベース×ブラス)
③不協和音 (ベース×リード)
乗算の予想できない音の変化は楽しいですね。
次は、波形の計算をいじって、もっと変わった音を出してみたいと思います。
おしまい。
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