バレエの床 | 西優一のブログ

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バレエの床

バレエの稽古場の床というのは
 とても大事である
 ダンサーの足を守るためにも
 床の柔らかさや
その適度な硬さというのが大事である
 舞台ももちろんその柔らかさが
大事ということで 
厚めのクッションをひくと言う 
方法もある
ただこれは持ち運びが大変で
なかなか現実的ではないが
 劇場付きのバレエ団とかは
そういう床を使用しているという 
まあ今ここで語ろうとするのは 
自分の稽古場の床のこと
普通の稽古場の床のことである
 床の作り方というのは
昔から今まで
どんどんと変わってきているという
 私などが前の稽古場を作った時は
 古い方法で
 5 CM ぐらい幅一センチぐらいの
厚みの木を井桁に組んで
それの上にベニヤを引いて
そしてリノリュームを張った
昔は必ず木の床
それも生木の床を使ったものだ 
リノリウムなどというのは 
初めの頃はなく
今はどのけいこばいいっても
ほとんどがリノリューム
 もったいないことに
稽古場によっては生木の上に
リノリウムを貼っているところも
あるという 
生木、下もそれなりに柔軟性を
作っておかないとな
生木というもの自身は
ある程度硬いものである
 だから経費を安くするということであれば
 下を井桁に組んだ上に
ベニヤをひいてその上に
リノリウム を貼る 
これは私が稽古場を
15年前作った二つ目の稽古場では
 だいたい床代だけで70万ぐらいで済んだ 
ところが最近これを治そうとすると
250万円ぐらいかかると言う 
しかもその弾力を作るには
体育館のようなところで使う
クッションを使うそうだ
 それはそれでいいんだと思うけれど
 あまりに高いとなかなか作れない
 稽古場の床代だけで 
建物の1フロアはオーバーだけど 
一部屋ぐらいができてしまうというのは
ちょっと問題ではないかと 
安くてなおかつ効果的であるというのが
一番いいのではないかと思うけれど
 まあお互い業者と作る方との
せめぎ合いになるのではないかと
 まあ今の 稽古場の床事情である