バレーボール女子のワールドグランプリは30日、
決勝ラウンド
(8月28日~9月1日、北海道立総合体育センター)の第3戦が行われ、
日本はセルビアに0-3(22-25、17-25、19-25)で敗れた。
日本は3戦終了時点で1勝2敗。
日本は石井優希、川島亜依美、リベロの佐藤あり紗が
今大会初スタメンを飾るなど、
前戦から大きくメンバーを入れ替えて試合に臨んだ。
序盤は欧州王者のセルビア相手に、日本が互角の展開に持ち込む。
しかし、ブラコチェビッチを中心とした相手の打点の高いスパイクを止めきれない。
終盤にはサーブミスなどが重なり、第1セットを22-25で落とす。
第2セットもセルビアが主導権を握ると、次々と加点していく。
日本は流れを変えようと石井優希に代わって
石田瑞穂、宮下遥に代わって橋本直子を投入。
平井や新鍋理沙を積極的に使い反撃を仕掛けるも、
終盤に連続失点を喫し、17-25で第2セットも落とした。
後がなくなった日本だが、
第3セットもセルビアの勢いを断ちきれない。
第2セットでは決まらなかった木村沙織のスパイクなどで
セルビアになんとか食らいついていくが、
結局19-25で第3セットも奪われた。
欧州女王のセルビアに実力の差を見せつけられた
日本はこれで1勝2敗となった。
日本は31日、
決勝ラウンド第4戦でここまで全勝の中国と対戦する。