すべる雪がよく降ったなあ。 今日になってもまだ解けない。 「雪は霏々(ひひ)としてふりつづいている。 明日は、つもるやも知れぬ。」 (池波正太郎、『鬼平犯科帳』、「本門寺暮雪」) 「霏々として」っていうのがわからなかった。調べたら、細かいものが飛び散っているようすをいうようだ。そうだな、ぼたん雪のような大きな雪は淡雪のようにすぐ消えてしまうし。 先日は積もる雪だった。 にしても、今日もまだ、足元には気をつけよう。滑っていいのは、スキーくらいだし。