うわべ | 拾い読みあれこれ

拾い読みあれこれ

きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

うはべばかりの
他人の中に病み疲れ出て来て
うはべの見舞いを言はる。

(和田信義、『蹴らない馬』)

他人同士に親身の関係などない。たまに病を得て、しばらく休んだ会社に出るようなとき、うわべの見舞いは身に刺さる。