寿命「・・・案(あん)じ過(すご)せば夜(よ)の間(ま)も寐られず、苦労で寿命もちぢまるやうぢや。・・・(曲山人、『仮名文章娘節用(かなまじりむすめせつよう)』)世の中心配事のタネも尽きず、取らねばならぬリスクも多々。まあ考えすぎ、懸念のしすぎは寿命によくないか。