憂き目 | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「質屋程、世のうき目見る物はなし。・・・
(西鶴、『西鶴織留』)

世の中は憂き世とも。なんでこんな憂き目にあうのか、ツライ厳しい世相は昔は質屋にあらわれたのだろうが、最近はサラ金か、いや法律が変わって借りられる上限が厳しくなったそうだ。みな良い目ばかりみているわけではないとすると、困っている人間の吹き寄せる先はいまはどこなのか。