No.533
著者:今野敏
読了日 2019年11月10日
甘糟シリーズの第二弾
「郡原」に振り回されて右往左往しつつも、天性なのか事件解決の糸口を発見し、事件の筋読み鋭さを見せていたかに思えたのだが......本作ではちょっと違うな
前作での「甘糟巡査部長」の才能開花は幻だったのかと思うほど、愚鈍さが目立った
その一方で、「甘糟」の先輩であり相棒の「郡原」の活躍が目立ち、明晰さが光り、存在感が増した
「郡原」は実はすごい優秀な人なのかも?
あえて成長を促すために「甘糟」を掌で転がしていたのか?
ただこき使っているだけなのか
「甘糟」に、どんな魅力が隠れているとみなすべきか、判断材料を見失ってしまった
タイトルの通り「警視総監」が、事件にかかわってくるのだが、単純な人物構図の殺人事件を見事に複雑にしてくれている
当然これはコメディー小説なので、目くじらを立てるつもりはないが、「警視総監」が捜査の足かせになるのってどうよ
あと、後輩から難癖付けて3千円むしり取る「郡原」のやり口が汚くて嫌いだな
ページ数
388
読みやすさ/わかりやすさ
3/3
展開/テンポの良さ
2/3
私個人の好み
1/5
合計
6
2019年 205作品目「マル暴総監」
つぶやき:
続編あるのかな、前作の方向性のほうが好きだったな


