No.536

著者:伊坂幸太郎

読了日 2019年11月13日

シリーズ三作目にして9年ぶり続編が出版された

物語も同様に月日が経っていて、子どもだった「雪子」の息子「慎一」も大学生になっていてホテルでアルバイトしている

 

だから強盗団4人も、それなりに老けたのであろう

 

このシリーズ、第一作目を読んだときは銀行強盗なんて無理ゲーじゃんと思って、リアリティのない話だなという印象で、犯罪者の話と少し引き気味で読んだ記憶がある

 

後に、これはフィクションで、バラエティーで、大人のおとぎ話なんだと受け止め方を変えることにした

だから、読んで笑うことにした

 

作品では、芸能人のスクープに巻き込まれて接触した悪徳な週刊誌の記者に、銀行強盗だと疑われる「成瀬」たち4人

逆に、その記者について調べ返すことで突破口を見出そうと考えるのだが......

 

作中のすっとぼけた会話に笑わさせていただいた

ページ数

327

読みやすさ/わかりやすさ

3/3

展開/テンポの良さ

3/3

私個人の好み

3/5

合計

9

 

2019年 208作品目「陽気なギャングは三つ数えろ」

 

つぶやき:

勝手な憶測と早合点によりシリーズの最終巻だと思い込んでいたが、どうやら違うらしい

さらに高齢化しても銀行強盗を続けるつもりなのだろうか?

No.535

著者:五十嵐貴久

読了日 2019年11月11日

シリーズ第5弾

短い量だったが、シリーズ史上もっとも笑い、いや、ゲラゲラわらわされたし、最も切ない気持ちになった作品

 

本作は「ダサオ」の恋の話に始まり、振り込み詐欺事件に絡みながらも、ストーリーの中心にあるのは、探偵「川庄」の11歳の息子「健人」の初恋の話です

 

「健人」を想い応援する「川庄」の心からの言葉の数々が、響いてきます

「健人」の子供らしい真っ直ぐで、不器用で、もどかしい気持ちも伝わってきてなかなか良かった

 

最後に「工藤」もいいところを見せた

「夏川」の本音も知れたが、「川庄」はごまかしたな~

 

シリーズで一番好きだ!最高傑作だよ

ページ数

219

読みやすさ/わかりやすさ

3/3

展開/テンポの良さ

3/3

私個人の好み

4/5

合計

10

 

2019年 207作品目「いつかの少年 吉祥寺探偵物語」

 

つぶやき:

吉祥寺探偵物語シリーズ、大好きなのに3年以上続編出てないようだ

これが最後だったのかな?

No.534

著者:岡崎琢磨

読了日 2019年11月10日

久々にタレーランのシリーズを読んだ

 

まさか「手紙」を宛てた相手があの人だったとは、結構意外でした

今作品は、「アオヤマ」の年上の初恋の相手との再会から始まる

その11年ぶりに再会した女性「眞子」は、なかなか曲者で、どういう意図なのか?何を目的にしているのか?「アオヤマ」を欺こうとしているようにも......

 

探偵役の「切間美星」の推理も今回も冴え過ぎている

初対面でも思ったことを口に出し過ぎる性格なのか?少し問題ありか?

こんなに直観も推理も鋭い女性と一緒にいても、心が安らぐ「アオヤマ」は逆にすごい男だ

淹れたコーヒーがおいしいとしても

 

本作品は「源氏物語」が関係しているようで

歴史文学が不得手な私にとって読むのに苦労した

 

シリーズの終了を匂わせる最後でしたが、第6弾も発売しているようなので杞憂でした

ページ数

308

読みやすさ/わかりやすさ

2/3

展開/テンポの良さ

2/3

私個人の好み

2/5

合計

6

 

2019年 206作品目「珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように」

 

つぶやき:

失意の時に支えになることって、励まされたり、助けられたりすることだけじゃないと思う

「相互扶助」の関係

誰かのために自分が役に立つと意識できたとき、実際に誰かの力になれると実感できたときに、その人にとっての活力になる

そういうこともあるのかな