No.550
著者:初瀬礼
読了日 2019年12月3日
初めて読む作家さんでした
主人公は女性警察キャリア官僚の「水野乃亜」、彼女はある特命を受けて警視庁の捜査共助課に着任する
そこは「見当たり班」と呼ばれる部署で、街中に立ち指名手配犯を探すことを目的としている
その課の課員たちは、何百何千にもおよぶ指名手配犯の顔や特徴を暗記する
「乃亜」が命じられていたのが、新しく導入される予定のAIを利用した衆人環視システム「ホークアイ」の導入に先駆けて、従来の「見当たり」では対処しきれないことを実証するためだ
つまり、「見当たり班」を解体するために派遣されたことになる
キャリアが見当たり班に来たことに、動揺や反発を受けながらも「乃亜」の真摯な働きぶりが評価されつつあり、チームの仲間として受け入れられつつある頃に、「ホークアイ」の実証実験
さらに、アメリカから追われるテロリストの出現辺りから「乃亜」の本来の配属された目的を知った「見当たり班」課員たちは、彼女への不信の溝は深まる一方
もう一人のサブ主人公「佐山英吾」、彼は「乃亜」に特命を出したキャリア官僚で「ホークアイ」の導入の責任者でもある
彼は過去に、外国での旅行中にテロに巻き込まれて、当時付き合っていた彼女を拉致され行方不明になっている
また、その彼女がテロリストとして活動しているという噂を外国筋から入手していた
その「佐山」の元彼女「有島才加」らしき女性の動向が、この物語を面白くしている
今後「佐山」と「有島才加」の再会がどういった形でなされるのかというのも見どころだろう

ページ数
357
読みやすさ/わかりやすさ
3/3
展開/テンポの良さ
3/3
私個人の好み
3/5
合計
9
2019年 222作品目「ホークアイ 警視庁特命捜査官 水野乃亜」
つぶやき:
シリーズ第一弾と書かれていたので、続編が出る予定のようです
本当に面白かったので早く読みたい!