星組公演 「RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~」観劇感想 | タカラヅカ Dream World

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星組をメインに観劇しています。
朝夏まなとさん、七海ひろきさんがお気に入りです。

先週、星組公演「RRR」をライブビューイングで観てきました。
遅まきながら感想です。

 

 
家で配信を観てもいいのですが、愛猫のミィがいるとたぶん落ち着いて観られないのでライビュを選択。

ことちゃんの復帰作をぜひ大劇場で観劇したかったのですが、友会さんは微笑んでくれず…あせる でした。

ライビュは第3希望まで申し込みをして第2希望で当選。
いつもなら第1希望で通るのに申し込み者がとても多かったのでしょうね、梅田の映画館は2つのスクリーンが使われていました。
インド映画が原作ですがまったく知らず、予備知識無しで観劇です。




ごくごく簡単なあらすじ♪

1920年、イギリス圧制下・植民地のインドが舞台。
ゴーンド族の守護者ビームはインド総督により連れ去られた少女を救うため、
素性を隠しデリーへ潜入するが、少女を探すうちに総督の姪ジェニーと出会い恋をしてしまう。

そんなビームに協力するのは、インド人でありながらビームを捕え総督に引き渡そうとする警察官のラーマ。
2人はお互い素性を隠しながら友情を育てていくのだったが…


それでは、キャストの感想です♪


ビーム/アクタル(礼真琴)
「1789」以来のことちゃんの姿を見られたことがうれしくて、オープニングでことちゃんが現れ歌い出すと涙が。

森に住むゴーント族を守る青年、本来なら都会育ちと違って朴訥とした青年なのでしょうが、部族みんなを家族のように思い守っている心優しい人物。

デリーの街で過ごしている時はアクタルとして腰が大変低く、今時控えめな自転車の修理工。

ジェニーのパーティーで披露するのは難易度の高いナートゥダンス。

高速で片足を蹴り蹴りしながら踊るなんて初めて見ました、すごすぎる~
びっくりびっくり

しかも歌いながらですよ!びっくり 
ミュージカルにはよくありますけど、まったくぶれずに踊りながら歌ってしまう礼真琴!!!キラキラキラキラ


「ロックオペラ・モーツァルト」「ロミジュリ」「1789」「Rouge et Noir」、そして「RRR」
ことちゃんの代表作はいくつできてしまうんでしょうね。
本当に奇跡のような実力ですね、圧巻でした👏👏👏



ラーマ(暁千星)
ビームの兄貴分に当たるラーマ。
お化粧は色黒め・お鬚にスーツ姿でことちゃんとナートゥを踊る姿に目が釘付けに!!!
びっくり
星組は、トップ・2番手が抜群に踊れるダンサーですからすごい迫力にキラキラ

ありちゃんは華がありますが童顔なので、お鬚に兄貴分という役どころはどうかな?と思っていたのですが、見事にハマっていましたね。
長身にスーツ姿が映えて
ラブ 堂々とした立ち姿はスターオーラ全開でしたキラキラ

ポスター画像からしても、ビームとラーマはW主演の立ち位置ですが実際もそんな感じです。
お芝居も格段に上手くなったのには驚きました。
超実力者であることちゃんと対等に渡り合える、大変頼もしい2番手さん
星
ありちゃんの成長ぶりに目を見張りました。
 

 
ジェニー(舞空瞳)

スコット総督の姪、息が詰まる城を抜け出し市場に来たところでビームと出会う。
虐げられたインド人に優しさを示す美しく賢い女性。

 

パーティーで着ている品のあるローズ色のドレスの美しく似合うこと!ラブ
なんてかわいくてきれいなんでしょうラブラブ

市場にいても身のこなしに優美さが溢れていてタメイキものです照れ

今回トップコンビのラブ度は低め、ビームの片思いで終わってしまいます。
ジェイクよりはビームの方がいいと思うけど、そうすると国や身分差が壁になりそうですね。
 

ジェイク(極美慎)
ジェニーの婚約者、インド人に差別意識を持っている。
パーティーで踊れないビームをバカにしますが、始まったナートゥダンスの楽しさに我を忘れてつい踊ってしまう。
このシーン、「ミーマイ」のマリア侯爵夫人と同じですね
ニコニコ
 

歌・よくなりましたね、びっくりしました、しかも踊れるようになられてますね。
↑ 立ち位置不明(笑)

高慢なイギリス貴族ですがジェニーを心配するあまり、いつの間にビーム達の味方に???
最初イヤな感じでしたが憎み切れない人で、1番おいしい役どころでした(笑)


マッリ(瑠璃花夏)
森から連れ去られてしまう少女、ビームを兄と慕う。
ビームと柵越しに歌う子守歌のデュエットがとても美しくて悲しくて涙目に。
歌もお芝居も上手い方です
お願い


スコット総督、キャサリン(輝咲玲央、小桜ほのか)
インドに圧制を敷くイギリス総督、絵に描いたような悪役とその夫人。

悪役が板についてきたオレキザキ様(笑)
キャサリンの冷徹でこわいことといったら!
びっくり 上手いですね~
でも、ほのかちゃんの美声がたくさん聞くことができてうれしい
照れ


 
 
原作は3時間を超える大作だそうですね、それをコンパクトによくまとめられた谷 貴矢先生の手腕の見事さよキラキラ
 
ビームは水を表す青、ラーマは炎を表す赤、舞台上でそれらの色の布が水や炎となって表現されており。

もう1度観ることができたら具体的に書けそうですが、照明も大変効果的に使われ、演出も素晴らしかったです。

最近の星組は歌える人が増えてダンスにもパワーがあります。
お芝居上手な方も多くなってきました。

映像を通しても伝わる星組の熱気とパワーのすごさに圧倒されました、さすが星組
キラキラキラキラ

今の星組だからこそできた演目、こんなに素晴らしい作品を観ることができてしあわせです照れ
星組にぴったりの「RRR」でした星