全日本学生優勝大会
【試合結果】
二回戦/立命館大 /2対1
三回戦/日本大/1対①
三回戦で内容負けでした。学生たちは力を出し切ろうと良くやってくれました。
日大戦の先鋒の岡本、次鋒の関では、副審のみ有効を出していた場面もあり、紙一重の引き分けが勝負を分けてしまいました。
なぜ、有効にならなかったのか。
副将の向井が投げた技もほぼ変わらないように見えたが、有効になった。
日大の四年生の意地で、技を受けてふさる力が上回ったのでしょう。
投げる力をつけ、思い切り良く、最後まで掛けきるという淑徳の柔道ができませんでした。
初戦に出場した臼井、橋本はコンディションが万全でないなか、本当に良く頑張ってくれました。
体重別団体の出場権がかかっていた試合で、その重圧に耐え、戦えたことは経験になるでしょう。
臼井は左右、どこにも掛けれるのが良い所なので、これから軸になる技を磨けばもっと伸びます。
橋本はまだまだ柔道を作っている段階。若手の重量級が頭角を表すなか、焦らずに誰よりもスケールの大きく、強い選手になってもらいます。
もうひとり、初戦の重圧に一年生ながらしっかり期待に応えてくれた栗原を評価したいです。
相手のエースと果敢に勝負し、ポイントの取り合いで最後に有効の差で負けましたが、内容は良かったです。
栗原は日頃の練習から課題を明確に、信頼できる選手へと育っています。あとは、体と技、力強さが出てくれば、もっと勝てるはずです。
二戦目、関は力を出し切ってくれましたが、欲を言えば、もう少し持ち味を出して勝負して欲しかったです。
一年生の後半から、急激に力をつけ、今回の起用となりました。
チャンスに大胆な勝負できる精神力が身に付けば、また今後の成長が楽しみです。
佐村は本当に強くなりました。今大会の優秀選手となった野田とも、階級の差など全く感じさせずに、互角の勝負ができました。
負けない選手から、勝つ選手になるべく、技をひとつ増やすこと。運動量と攻めの多様性で勝ちパターンを作っていきたいです。
齊藤は大将という役割を全うする為に、気負けせず、立ち向かいましたが、準備不足でした。
チームには重量級が少ないので、出稽古や実業団の選手が来た時など、積極的に取り組んでいれば、違う結果になったかもしれません。
これは全員に言えることですが、『誰と練習すれば、本当に強くなれるのか』、考えてほしい。
一本できれば、それでいい。
強い選手と一本やって満足する。ライバルと一本やって、それで終わり。
良い練習、追い込める相手だと感じたら可能な限り、何本でも続けてほしい。
それが自分を誤魔化さない練習の始まりだと思います。
最後に、全試合に出場したのが、三年生の岡本、向井。
岡本は、組んで投げる力がとてもついてきています。だから、相手は組ませないように対応してくることを十分に予想していました。
それを伝えたつもりになっていた私の責任です。
二試合を通して、投げ技によるポイントがなかったこと。これが大きな課題です。
向井は今大会、自分の柔道をやりきれた唯一の選手です。
関東学生、埼玉ジュニアと自分らしさに迷いを感じながら、苦しい日々を続いていました。
それを自らの力で乗り越えてくれたことに感動しました。両試合とも、失敗を恐れず、前に出て、攻め続ける姿は向井の良さ、そのものです。
これを機に、選手としての格上げができた。私はもちろん、チームが望む結果を出してくれるエースへと変わり始めました。
一日が経ち、気持ちの整理もできてきたので、選手たちへの総括も含め、更新させて頂きました。
会場には、保護者や大学関係者の皆様、卒業生など本当にたくさんの方々が来て下さったこと、心より感謝、申し上げます。
学生共々、皆様への感謝を何としても結果で表したいと決意し、戦いました。
しかし、勝負は厳しかったです。
選手を最後、踏ん張らせることができなかったのは、日頃の練習、私の甘さです。
申し訳ありません。
皆様に喜んで頂け、何よりも学生たちが心から感動できる柔道をさせてやりたいです。
学生たちが最高に輝く姿を見る為、私にできることがあれば、やり尽くします。
淑徳を選んでくれた学生の夢を実現させる為に、命を削る覚悟で望みます。
今大会に向け、昨日まで必死に頑張ってくれた学生たちへお礼が言いたいです。
ありがとう!また明日から頑張ろう。
2014/06/24
今日は昨年のチームで主将を務めた清水が練習に来てくれました。
卒業して競技から離れたものの、トレーナーという職業柄、未だ力強い柔道に関心しました。
早朝からの練習にわざわざ来てくれたことが嬉しかったです。
全日本学生が近づく、この時期になると、卒業生たちが連絡をくれたり、大学に顔を出してくれます。
先週は刑務官している澤田も来てくれました。
現役を退いて二年、それでも柔道衣を持ち、稽古をつけてくれる姿に感動です。
また日頃から、現役を続けている卒業生は、練習拠点として学生と共に稽古をしてくれます。
そして、自分の技術を惜しみなく、後輩たちに伝えてくれます。
学生たちを支えてくれ、私を育ててくれた卒業生たちに、感謝しかありません。
『ありがとう』という言葉以上に、何とも言えない感情が湧き上がってきます。
この恩を最高の結果で報いたい。
卒業生だけでなく、学生にとって大切な人はたくさんいるはずです。
その大切な人たちを喜ばせたい、それが私の夢です。
夢を叶える為、全力で頑張ります!

