2016/01/01
明けましておめでとうございます。
本年も倍旧のお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
念頭にあたり、昨年を振り返ると、学生たちの頑張りに見合う結果ではなかったという反省点が多いです。
日頃の努力を考えると、勝てる試合はまだまだありました。
そうした中、10月に行われた全日本学生で3年生の臼井が優勝したことはチームにとって、良い励みになったのではないでしょうか。
また、私にとっても新たな自信となりました。
本学の監督に就任し、5年目。
3人目の学生チャンピオンです。
下田(現自衛隊)と太田(限自衛隊)で2階級を制してから3年。
今回は以前と全く異なる優勝であったと感じています。
下田、太田は共に高校時代、全日本ジュニア強化選手に選ばれる戦績があり、優勝候補に挙げられる存在でした。
勝った時は嬉しさより、安堵感の方が大きかったです。
一方、臼井は全くのノーシード、関東学生も5位での通過。
高校時代も関東で優勝したものの、全国での実績はありません。
そんな臼井が全日本の強化選手、優勝候補に次々と勝ち、日本一になる姿は見ていて、本当にワクワクしました。
『夢みたいです!』
と本人はインタビューで答えていました。
私も彼女が入学してきた日からずっと、その夢を実現することを目標に指導してきました。
高校で勝てなくとも、大学で勝つ。
これからもそうした夢を叶える場所でありたい。
ただ、夢を語るだけでは意味がない。
夢を実現する為には何が必要なのか。
一昨年も全国でのキャリアがない渡邉が準優勝しました。
2人の共通点は失敗を積み重ねていく過程でプライドを捨て、変わったということです。
学生たちは皆、4年間で大きく成長します。
『成長する』を『変わる』にできるかが、結果を分けるように思います。
高校生の頃はもちろん、大学生になってからも勝てないことには必ず理由があります。
弱い部分があるから、負けるのです。
弱い原因を取り除けば、着実に強くなります。
学生たちには常々、自分の弱さを受け入れること。
そして、自分をコントロールすることを徹しています。
競技で成功する上で、失敗を認めることが何よりも大切だと私は考えています。
持つべきプライドと捨てるべきプライド。
その境界線を変える。
成長はするものの、固定観念や先入観を捨てることが難しい。
欠点があることや失敗をすることは決してマイナスではない。
マイナスをプラスに変える。
その価値観は勝てなかったことをプラスに変えていく。
今までも、そうして成長していった者はどんどんと夢に近づいていきました。
昨年、勝てなかった訳は変われなかった部分があったからでしょう。
私は『〇〇マジック』や『魔法の言葉』などという特別な能力のある指導者ではありません。
だからこそ、学生たちと共に変わっていきたい。
特別な能力なければ、勝てない訳ではないことを伝えたいです。
要は競技との向き合い方。
柔道に取り組む方向が高校と大学では違います。
高校生は指導者の方を向いていることが多いのですが、大学生になると、自分自身に向かせなければなりません。
柔道に限らず、部活動は怒られながらやるというイメージがある気がします。
すると、選手たちはどうしても指導者の顔色を伺ってしまう。
怒られなければ、どう頑張っていいのか分からない。
本来、柔道は自分の意思でやるもの。
そうした意識の切り替え、選手としての自立を大切にしていきたい。
しかし、全てを学生たちの自主性に任せることはそれも違うはずです。
昨年、6月に団体戦で負けたことをきっかけに練習メニューを一変させました。
それまでは四年生が決め、私に相談するスタイルだったものを私が決め、学生の意見を聞くスタイルにしました。
4年間という短い期間で、柔道では出来る限り、多くのことを教えたい。
その代わり、柔道以外のことは全て自分たちでやってほしい。
寮生活はもちろん、部室や更衣室の行動、授業での態度。
誰も見ていない時こそ、しっかりとすること。
私が望む自立とは、道場に来るまでのところです。
今年も1年間、学生たちがどんな感動を見せてくれるのか、今から楽しみです。
3月に卒業する四年生、4月に入学してくる新入生。
全ての学生の夢に近づいていく環境を作ることに全力を注ぎます。
1日1日を大切に!より自分らしく!
最後に、皆様のご健勝とご発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
【追記】
大晦日は埼玉大の越年稽古へ臼井、水元、稲毛と参加してきました。
長い本文を最後までご拝読頂き、ありがとうございました。
2015/12/25
今日はトレーニング、大掃除。
その後、ミーティングを行いました。学生たちの話を聞いていて、良いチームへ成長していると実感しました。
それぞれが、自分の思いを熱く語る姿が心に残っています。
今年もこうして、学生たちと活動してこれたのは本学に関わって下さる皆様方のお陰です。
保護者、大学関係者、後援会、卒業生、そして、練習に来て下さった沢山の方々。
本学を応援して下さる方々。
一年間、本当にありがとうございます。
本日で柔道部としての活動が終わり、帰省期間となります。
来年は4日から活動を開始致します。
まだまだ未熟な監督ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
学生たちの努力を形にすべく、力を尽くす所存です。
解散後、最後に道場を出たのは『ひかり、あかり、光理(ひかり)』でした。
来年に向けて、明るい兆しなのではないでしょうか。


