愛は言葉の壁を越えるのか -14ページ目

こういうところが

ファミリービザ申請にあたっては
彼の収入を証明する書類や
勤め先の雇用証明のようなものなど
彼に準備してもらったものがけっこうあったので

ビザがおりて
ひとしきりよかったねーと言いあったあとで
いろいろ協力してくれてありがとうと言うと

きみのほうこそ
自分の国を離れてノルウェーに来ることを決めてくれて
本当にありがとう


と言われました

彼のこういうところが
ずっと一緒にやっていけそうだなと感じる理由のひとつです

遠距離で付き合っていると
この先どっちの国で一緒に暮らすかという話になります
最初にどんなふうな流れで
じゃあノルウェーでという話になったか
もう覚えていないのですが

覚えていないくらい何年も前に決めたことなのに
つい最近のことのようにありがとうと言ってもらえると
引越し準備に忙殺されている日々の疲れも
一瞬忘れられます

こういうのって
I love you や
相手を褒める言葉を
繰り返し声や文字にして伝える習慣と
つながっているのかな?

自分ではわかりきったことだと思っても
相手にとっては
同じくらいわかりきったことではないかもしれないし
時間とともに確信を持てなくなっているかもしれないし…
ということを
わたしも忘れないように気をつけようと思います






ファミリービザ

メールの受信箱にUDIからのメールがあるのを見たときは
あれ?もう1ヶ月経った?
とあまり気にも留めませんでした

なんといっても
4月に申請をしてから
毎月律儀に同じ文面のメールが届いていたのです

👉親切なUDI

いやいや
たしかつい2週間前に定型メールはきてたはず
もしや書類に不備があったとか
追加提出とかじゃないよね…

ややおそるおそるメールを開けると

「あなたは居住許可を与えられました」

まさかの渡欧前のビザ認可!
申請から7ヶ月半です

当初10ヶ月と言われていたのですが
ここ数ヶ月ずっとUDIのホームページでは
「待ち時間は9ヶ月」と出ていたので
年明け早々のノルウェー行きは少しだけフライングでのつもりでした

とにかく予想外ですけれど嬉しい!

まだ事務手続きはたくさん残っていますが
ひとまず安心しました

ふと思いついてUDIの最新情報をチェックしてみると
ビザ申請から審査までの待ち時間は先月までの9ヶ月から
「8ヶ月」に縮まっていました

ナルホド
けっこう正確ですね

マイノリティー妻

彼の話に時々登場する
「地元で一番の大地主」
という人がいます

そしてその話のついでに登場する
「その地主の奥さん」

奥さんはとにかく
家の中でも外でもとても働き者のよくできた方なのだそう

家の中でというのは
いうまでもなく家事が上手という意味ですが
家の外でもというのは
彼いわく

チェーンソーの扱いも上手いし
トラクターやブルドーザーみたいな重機も運転するし
本当に働き者だよ


…って

奥さんというより旦那さんみたい

更に

この地主さんは以前はとても性格がきつかったんだけど
奥さんが来てからずいぶん優しくなったしね


とのこと

ここまでならまあよくある話かもしれないのですが
わたしがビックリしたのは
この地主さんが女性だということ

もちろん奥さんも女性です

ちなみに「奥さん」と呼ばれていますが
2人は結婚していません
これは普通の男女のカップルでもさほどめずらしくなく
別段不便はないそうです

たしかノルウェーでは同性婚も認められていたと思います
オスロのような都市ではなく彼が暮らす小さな村で
地域の有力者の同性カップルが普通に認められていて
おまけに「いい奥さん」という評判なのですから

マイノリティーである日本人妻でも
「まあまあいい奥さんだね」
と思ってもらえるといいなと思います
(※村にはもちろん最寄りの町にも日本人は1人もいないみたいですが…)