久々のフライネタです!
フライを自作する決意を持ってフライタイイング(フライを巻く)の道具を揃えました!
あっ!20年ほど前の昔話です!(笑)
まず作り方がわからないのタイイングの本を探しに本屋さんへ!
今ならPCやスマホでちょっと調べれば沢山出て来ますがまだインターネットが普及する前でダイヤル回線でやってる方が少数いる程度!
デジカメや携帯も普及してない時代なのでネットで検索しても欲しい情報が得られたかは疑問です!
本を見ながらマテリアル(材料)もあまり使わない簡単に出来そうなものを選びます!
で選んだのがエルクヘアカディス!
エルクヘアすなわちヘラ鹿の毛で作るカディス(トビケラの成虫)を模したフライです!
このフライはエルクヘアの下にCDC(鴨の尻の羽毛)を追加し少しアレンジされています!
針のシャンク(軸)に巻いたハリハリしているハックル(鶏の毛)は専用に育てられた鳥の毛でハリがあり水を吸いにくい素材です!
このフライだけで3つのマテリアルを使用しています!
他のパターンを作る時はまた違うマテリアルが必要になります!(汗)
とりあえず少し小さめの針とスタンダードなエルクヘアアディスを作るためのマテリアルを揃えて本を見ながら同じものを数個作ってみます!
今なら1つ作るのに5分掛からないと思いますが当時はかなり時間を要します!
初心者はマテリアルを付けすぎるためボテボテになりバランスが悪い!(笑)
作ったフライを早戸川で試してみます!
釣れます!
自分で作ったフライで魚が釣れた!
嬉しい一瞬です!
まだキャスティングの技術が無かったので魚が群れているところに適当に投げてました!
このキャスティングじゃ自然の川に行ったら正確なアプローチが出来ないな!
周りを見るとキレイなキャスティングをされている方がいます!
フライフィッシングは他の釣りには無い独特なキャスティングをします!
基本的に重りの付いてないシステムで軽いフライを飛ばす!
ルアーでもある程度重さが無いと投げずらいですよね!
重さがなければ遠くに飛ばすのは困難です!
そこでフライラインという太い色付きのラインを使いラインの重さで竿をしならせフライを飛ばします!
竿を前後に振りながらある程度ラインを出していきます!(フォルスキャストという)
前後にU字を横にしたようなループと呼ばれるラインの形が発生します!
初心者はこれがキレイなループになりません!
竿の振り幅が多いと竿の弾力を有効的に使えないのです!
基本的な振り幅は10時から2時あるいは11時から1時と狭くこの位置でピタッと止めることで竿の弾力が効きます!
特にバックが倒れやすくラインが地面をこすってしまうこともあり知らぬまにフライが無くなっているなんてことに!
よくあるのがキャスティング直前でパワーが伝わらずグシャっと落ちるパターン!
よくやりました!(笑)
自作フライですが早戸川では釣れました!
さて忍野の魚は釣れるでしょうか?
それではまた!