いよいよスタート!「いたずら天使」第二回公演 『ノゾミノチカナエ』

江川敦(タンバリンアーティスツ)の出演する

演劇ユニット「いたずら天使」第二回公演 『ノゾミノチカナエ』

の公演がいよいよ明日からとなりました。

作・演出 東園 忠典(劇団地球人)

キャスト(所属)

江川 敦(タンバリンアーティスツ)
眞田 規史(宝映テレビプロダクション)
野村 一雄

三浦 菜々子(タンバリンアーティスツ)
門倉 学(CAC中井組)
中谷 仁美(Transparente)
寺嶋 信也
本間 玲音
中山 裕康

日程 : 2013年11月9日(土) 19時30分
        11月10日(日) 13時・17時


会場 : しもきた空間リバティ (下北沢駅より徒歩30秒)

詳細は、江川敦オフィシャルブログ「江川、入りま~す」をご覧ください。

(2013.11.08)
『そして父になる』を通して現代日本の家族を考える②


日本司法支援センター「法テラス」が発行している機関紙

『ほうてらす』
25号(2013年8月発行)が「こどものじんけん」を特集

している。

子どもたちの向き合っている現実として身体的虐待、精神的虐待、

両親の不在などを取り上げ、子どもを守る法律や子どもを守るため

に活動している団体について紹介している。

よくまとまっているので授業でも教材として使ったが、その次のペー

ジに「映画と、こども」と題して是枝裕和監督のインタビュー記事が

掲載されている。

参照『ほうてらす』25号


内容はリンクした『ほうてらす』を参照していただきたいが、

是枝監督が『誰も知らない』『そして父になる』など現代日本

の家族をめぐる問題をテーマとした映画を撮り続けていることにつ

いて、女子少年院教官から弁護士となり少年事件・児童福祉施設に

携わってきた「法テラス」の相原事務局長が聴き手となってインタ

ビューしているのが新鮮に感じられた。


『そして父になる』で取り上げたテーマである、

「父親になるということは血のつながりだけではなくて、時間を

 積み重ねていかないといけない」

ということが、是枝監督が自身の子供と向き合っていく中で切実に

感じた体験から得たものあることもわかり、この映画の持つ説得力

の理由が理解できたような気がした。

(2013.11.06)
『そして父になる』を通して現代日本の家族を考える①



先日、地元のシネコンで是枝裕和監督 『そして父になる』 を鑑賞

した。

ご承知の通り、本作が第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し

たことは記憶に新しい。


主人公大手企業の管理職として都心のタワーマンションに暮らす

福山雅治尾野真千子の野々宮夫妻。

かたや地方都市で地元の人相手に電気屋を営むリリー・フランキー、

真木よう子の斎木夫妻。

このどこにでもいるような二組の夫婦にはそれぞれ小学校に上がろう

という長男がいるのだが、なんとこの2人の子供は6年前病院で取り違

えられていた!ということが分かるところから、映画は始まる。


「子どもの取り違え」事件は、その解決に向けての二組の夫婦の行動

を通して親子にとっての二者択一を迫っていくことになる。

それは「血のつながりか、一緒に過ごした時間か」の選択、言いかえ

れば「生みの親か育ての親か」のどちらかを選ばなくてはならない

究極の選択だ。


是枝裕和監督は『誰も知らない』でネグレクトされた子どもたちを

通して家族とは何かという問いを現代日本に問題提起したが、この

『そして父になる』も世間的には勝ち組である家族と、地域社会で

ささやかに暮らしている家族との対比を通して、家族の幸せとは何か

を訴えかけている。

(②に続く、2013.10.31)