『階段での「ああ~~っ」といった声の繰り返し』それが 認められることによって | 森長研治Social living together201455

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誰もが「自らできることで ちょっと我慢もするが 必ず良いことがある」=「ルール」 

今朝の気温は14℃で 今にも降り出しそうな空模様だった

 

夜明けから間もなくして雨粒が落ちてきた

降り始めは弱い雨だったが 次第に本格的な降りとなり夕刻に至った

一日をとおして気温の変化はちいさく 最高気温は16℃だった

今日は

「◎◎自治体」の「◎◎◎中学校の職員研修」に「おでかけ」しました

 

生憎の天模様で グランドに出ることができなく残念だったが

このところ晴れの日が続いていたの雨も「しょうがない」 私は そんな風に思っていたが

生徒さんの多くが そう思っていたのか 如何か

 

近々「発表会」があるらしく 休み時間もその練習で

「空模様」にかかわらずの状態が 今日だったのかもしれない

そんな雰囲気だった

そうした中

さほど大きな声ではないが 声を発しながら廊下を歩く子どもさんが居た

何を言っているのかは 聞き取れなかったが

言葉ではなく 「ああ~~っ」といった声を繰り返し発していたのだと思う

 

廊下に比べて 階段では やや大きな声になったが

教室に入る時は 口を閉じて静かになっていた

(場を考え 本人なりに 自らを調整していた)

 

後で思ったのだが

この生徒さんは クラスで決まった「発表会」の練習 本当はしたくなかったのかもしれない

決まったことだから 合わせていたが

本当は 他にしたいことがあった「休み時間」だったのかもしれない

でも 参加した

 

その「ストレス」を あの声を発することで 解消しようとしていたのではなかったの

そう考えると 納得できた

 

自らの気持ちを落ち着ける方法手段を「習得」していたのだ

「良かった」と 思った

 

同時に それに対して クラスメイトが 知っていてもそのことを「話題」にしてない

教員がことさらに「問題視」して 取り上げてないことで

クラスメイトの「気にならない」 といった姿勢が生まれているのだろう

そんな風に思えた 

「新型コロナウイルス感染症」の関係で

今年は 春休み前から年度当初 そして黄金週間明けまでの間

本来 「定番の筈の日課」が 変則的になり

それは 学校生活だけのことではなく 生活全般に関してのことで

あえて 説明を要しない事態だった

 

そして

何とか安定してきたことによって やっと復活してきた「諸行事」

 

皮肉にもそのことで

「定番日課」が定番でなく 変則的な状態になっているのだと思う

 

大方の生徒さんにとっては 「ストレス」もあるだろうが

それ以上に諸行事が生活の張になり「楽しむ」ことができているのだと思う

 

先ほどの生徒さんだが 日常的に

教員の理解があって クラスメイトの理解が得られ

ストレスを「解消する できる」時間と 場所があって良かったと思うのです

「発表会」が終わって 日常が回復すれば・・・・・・落ち着ける要素が増すと思われるのです

 

あの生徒さんは

『階段での「ああ~~っ」といった声の繰り返し』それが 認められることによって

教室での授業が受けられている

そのことが素晴らしい

お疲れ様でした ありがとうございました

 

それらを もたらしているのは

必ずしも生徒さんの努力だけではなく

教員(スタッフ)の気持ちをカタチにした「姿勢」によるのだと思う

今日もそうだった

 

19時00分現在(報道)「新型コロナウイルスの感染者」数

新たに

愛知県で44人

三重県2人  岐阜県6人  静岡県1人  神奈川県22人  東京都で87人 

全国で482人

 

◎ 東京都で新たな感染者が100人を下回ったのは 10月19日以来で2週間ぶりとなる