北島、世界新で金!(100m平泳ぎ) | 地球の日記☆マーク♪のblog☆

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北島、100メートル平泳ぎ連覇 58秒91の世界新

2008年8月11日11時32分



05.25北島
男子100メートル平泳ぎで優勝した北島康介

 北京五輪第4日の11日、競泳男子100メートル平泳ぎ決勝があり、北島康介(日本コカ・コーラ)が58秒91の世界新記録で2連覇を果たした。アテネ五輪の100メートル、200メートルに続き、日本競泳史上最多の3個目の金メダルを獲得した。68年メキシコ五輪から採用された同種目で初の連覇となった。今大会の日本勢の金メダルは、前日の柔道男子66キロ級の内柴正人(旭化成)に続いて2個目。

 北島は9日の予選は59秒52、10日の準決勝は59秒55と、ともに全体2位で通過。59秒41、59秒16と五輪新を連発して突破してきたダーレオーエン(ノルウェー)に後れを取っていたが、決勝で持ち前の勝負強さを発揮した。

 北島は東京都出身の25歳。シドニー、アテネに続く3大会連続の五輪出場を果たした今大会は、競泳選手団の主将を務めている。14日決勝の200メートル平泳ぎでは今年6月に2分7秒51の世界記録をマークし、本命視されている。








北島選手、「完ぺき」「幸せ」=言葉にならないと涙
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 「完ぺき、理想の泳ぎ」。電光掲示板には58秒91。前人未到の世界新記録が輝いた。先にゴール板にタッチした選手はいない。北島康介選手(25)=日本コカ・コーラ=はタイムを確かめると、右手のこぶしを握り締めて力強く突き上げ、雄たけびを上げた。重圧をはね返しての連覇。タオルで顔を覆い、涙を流した。
 満員のスタンド。会場の国家水泳センター(愛称・水立方)に揺れんばかりの声援がこだまする。揺れる日の丸。50メートルをターンして、北島選手が一気に加速した。
 居並ぶ外国人選手を置き去り、トップでゴール。目を細めるようにして掲示板を見上げ、喜びを爆発させた。1度、2度、3度。片手で両手でこぶしを突き上げる。しのぎを削ったライバルたちの握手の求めに応じた。もう一度左手を高く掲げ、倒れ込むように水面に身を寄せた。
 白いタオルで顔を覆う。「何も言えません」。連覇を達成した王者は涙で、しばらく言葉が出てこなかった。「アテネ以上に気持ちいい。チョー気持ちいいです」。4年前の初制覇と同じ言葉で喜びを表現した。
 「本当に五輪は楽しい。この瞬間を味わえただけでも幸せ」「プレッシャーは感じたが、それが五輪」と満面に笑みを浮かべた。
 表彰式。日の丸が中央に掲げられた。受け取った花を高く上げ、会場の声援に応えた。 (北京時事)

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