3年前になるのかな…
あの時は3人だった…
1人かけていたから…どうしても今度は4人で来たかったが…
正直…気は進まなかったがもう一度行きたい気持ちが沸き上がった…
しかし…思い出すだけでも行きたいとは思わない…
雪解け水の冷たさ…足にささる石…
蛭…
……これだ…
「嫌な思い出しかない」
しかし…長靴野郎は何故か朝から機嫌が悪い…
そして…
皆…自分たちの睡眠時間の少なさをアピールする…
3人とも10連休最後のクセに…
いや…殿はそんな無駄口を言わない…
殿はどんな嫌なことがあっても口に出さない最高の漢だ…
目的地付近…携帯の電波は相変わらず繋がらない…
持ち物は水筒とバンダナか手拭いのみ
長靴の持ってきた物はどうみてもタオルだか長靴は手拭いといいはり持っていく…
何故か俺と殿のはタオルと長靴が言う…
そうか…タオルか…そんな軟弱なのはいらない…
拭くものない状態は危険だが…
だが…それがいい…
さあ…行こうか…伝説が待っている…
ここまでくればと思っていたが…
隣は川…まだ冷たい川だ…
続く