先日から井戸水ポンプの調子がおかしくなり、洗濯の途中にポンプが止まり少し困っていました。
 
今日は配管工事などを行なう友人にポンプをみてもらいました。
 
友人は何度か我が家に来ているのでイヌとシカたちは友人のことを覚えています。
 
保護シカすぐるちゃん(6歳)は「あ、もっくん」という感じで、もっくんの頭の匂いを丹念に嗅いでいました。

 
すぐるちゃんはしばらくもっくんの仕事のお手伝いをしていましが、途中で「なんかつまんなさそう」ということで、顔をプイッとして庭散歩を始めました。
 
 
お客さんが来ても落ちいて対処できていたすぐるちゃんの姿を見て、すぐるちゃんが成長していることを知ることができました。
 
井戸水ポンプが止まる原因はわかりませんでしたが、圧力をひとつ下げて応急的に対処して、後日、消耗品の一部を交換します。
 
ところで、地域によってはすでに猟期に入っているところもあります。
 
猟期に野生動物との交通事故が増えるという調査結果(アメリカなどの調査)があることから、みなさん、猟期中の車の運転には特に気をつけてほしいです。
 
猟期になると野生動物を殺すために人間と猟犬が山に入り、野生動物たちはパニックになり逃げ回ります。
 
そのため、今まで山の奥の方で生活していた個体も他の場所へ移動します。
 
狩猟者から逃げるため、動物たちは山を広範囲に移動し、その時に山の中に作られた道路を横断したり、ハンターから必死に逃げている最中に道路を横切ったりします。
 
 
人間はクマやその他の野生動物を「危険」だとか「獰猛」とか言いますが、一番危険な生き物は人間です。
 
厳しい自然環境で毎日を懸命に生きている動物たちを追いかけ多大な恐怖を与え、イヌに噛み殺させたり、銃で撃ち殺したりしているのです。イヌたちもまた犠牲者です。
 
猟犬にイヌを噛み殺させるのは禁止ですが、狩猟者の中にはそんなことお構いなしにイヌに野生動物を噛み殺させています。
 
弱い立場である動物たちの殺傷を積極的に支援する政府に怒りしかありません。
 
野生動物たちを殺すために巧妙な手口で捕殺を正当化し、多くの国民を「駆除」一色にさせています。
 
そのことに気づかず、動物殺しに多くの人が加担しているのです。
 
人間が自然環境やそこに棲む動物たちへの暴力を継続して行なってきているにもかかわらず、「被害者」アピールするのはやめてほしいです。
 
被害者は野生動物たちです。
 
現在、クマの市街出没に対して各メディアが連日報道していますが、その報道の中で自然環境のあり方に言及している人はいますか?
 
ほぼいないのではないでしょうか。
 
多くの人は問題の原因となっていることから目をそらしたり、意図的に視点をそらせたりして、被害者は人間であるかのように言います。
 
本当にどうしようもないなと感じています。
 
現在の日本の自然環境はクマなどの野生動物を養えるだけの環境ではないと指摘する専門家もいます。
 
野生動物との問題は、自然環境の問題であるので、報道機関は本質に目を向ける報道をしてほしいです。
 
野生動物に対するこの国の認識やかかわり方は非常におかしく危険であることは明らかです。
 
それを作りだしているのはここに住むわたしたちです。
 
あなたはこの国が偏見や差別、暴力を愛する国であってほしいと思いますか?
 
わたしはまったくそう思いません。
 
平和を維持していける、困っている者たちに思いやりある優しい国になってほしいと思っています。
 
そして、他者との違いを受け入れ、その違いを尊重し、争いではなく平和的に共存していける社会になってほしいと思っています。
 
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