犬のしゅんちゃんとの別れが近いことへのお気遣いの言葉をかけてくださったみなさんありがとうございます。後何日、しゅんちゃんと一緒に日々を過ごせるかわかりませんが、しゅんちゃんが穏やかに過ごせるようにわたしにできることはしたいです(落ち込んでいられませんね)。
エアコンのある一番涼しい場所で寝る犬のしゅんちゃん(オス12歳)。
ところで、先日、行政が行なう「いのちの授業」の記事を書きました。
この記事に数名の方からコメントをいただき、そのすべてが「この授業内容はおかしい」というものでした。
●「いのちの授業」についての記事はこちらです↓↓↓
オーストラリアで野生動物の保護活動を行なっているSunny Heartさんもコメントをくださった方のひとりで、わたしはSunny Heartさんにオーストラリアでは、野生動物とのかかわりについて子どもたちにどのように教育をしているのかを聞きいてみました。
●Suuny HeartさんのX(ツイッター)はこちらです↓↓↓
花火がどれだけ動物たちを苦しめているのか判り易くまとめてある記事。
— SunnyHeart🦙野生動物保護wildlife carer (@SunnyHeartQLD) January 4, 2020
動物の聴覚器官に損傷を与える音の問題だけでなく有毒物質でもある。今の時代にこんなに環境によくない事をいつまでも続けていいとは思えない。私はこの事実を知って以来、花火は楽しめなくなりました。https://t.co/TrGwx2CpEa
カンガルーの「駆除」で知られるオーストラリアですが、オーストラリアのおとなは子どもたちにカンガルーも含め野生動物は尊い存在であると伝えているそうです。
しかし、ハンティングを正当化するおとなの側で育った子どもたちは、おとなのそのような思考を(洗脳されて)そのまま受け継ぐこともあるそうです。しかし、教師の影響もあることから、日本のように野生動物を「殺せ」一択教育ではないでしょうね。
オーストラリアでは野生動物はとても身近な存在なので、日頃の生活を通し子どもはおとなから野生動物との関係性について伝えられるということです。
Sunny Heartさんが返信とともに貼り付けてくれていたサイトがありました。
なんと、そこには「野生動物保護に関する教育プログラムが幼児教育と提携した」ことが書かれていました!
さすがですね。すばらしいです!!
記事にはこのように書かれています。
「私たちは一緒に、幼児向けの非常に特別なプログラムを制作しました。オーストラリアのユニークな動物とその生息地、そして彼らの保護において私たち全員がどのように役割を果たすことができるかについて、子供たちの意識を高めることは非常に重要です。」
「生涯学習カリキュラム内のオーストラリア野生動物チャンピオン プログラムを通じて、私たちは保護と教育の強力な組み合わせを提供できるように教育者と教師を育成し、小さな学習者をオーストラリア固有の野生動物の驚異に引き込み、新世代や新興世代に世話をするよう促しています。」
子どもたちやその家族が楽しんで学べる工夫もされているようなので、このプログラムを見学してわたしも学びたい気持ちになります。
●記事はこちらです↓↓↓
Sunny Heartさんは、このような教育プログラムを全面的にやっていくことが大事と語られており、全くその通りだとわたしも思いました。
オーストラリアでの子どもたちへの教育を知ると、ここで行なわれている子どもたちへの教育は酷すぎて言葉が出ないほどありえないことだと思いました。
オーストラリアの自然環境保護と野生動物保護について、英語検索しましたが、やはりどちらとも子どもへのメッセージが書かれていて、子ども向けのプログラムもありました。
先日の行政が行なった「いのちの授業」を見てもわかるように、日本はこれからを生きる子どもたちへの教育ではなく、おとなの考えを子どもたちに押しつけるのもです。あからさまに押しつけるのではなく、子どもたちの思考を誘導する洗脳を行なっているという悪質なものです。
この社会のあり方に愕然としますが、社会にある「おかしい」に気づいたおとなから声を上げ、少しでも子どもたち(おとなたちにも)にとってよりよい社会(構造の変革)になるよう努力したいものです。
自然環境とそこに棲む動物たちとの関係性はわたしたち人類にとって存続を左右するものです。
その関係性を決めるのは人間。
人間は自分たちの暮らしをよくも悪くもできるのです。
よい生活を目指すのであれば、自然環境と野生動物たちに暴力を使わず、平和的に関わることです。
他の国では、このことが理解されたり、理解し始めたりしているため、自然環境保護や野生動物保護への関心が高まっているのです。
それ以前に、野生動物たちにはわたしたちと同じく種として個々の存在として生きる権利があります。
人権意識が高い国ほど、動物への扱いはよいというデータがありますが、わたしたちの国はどうでしょうか?動物への扱いから、この社会のさまざまなことがわかりますよね。日本の教育からも、子どもたちを尊重していないことがよくわかりますよね。子どもの権利はどこへ?と思います。
子どもたち自身が感じることを大事にし、子どもたちの意見を聞くおとなであってほしいと思います。
★行政が行なった「いのちの授業」についての意見書は後日、市に提出します。現在、この授業に対して市へ質問を行なっており、回答待ちです。質問に対する回答については、またこのブログで取り上げますね。
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