今日もあわただしく一日がすぎてしまいました。

 

イヌとシカたちは平穏にすごし、晩ご飯を食べたので後は寝るだけです(笑)。

 

ところで、一般社団法人日本ヴィーガン協会さんが季刊誌夏号でWilld Deer Initiativeを紹介してくださいました。

 

注意)WDIを紹介してくださったのは一般社団法人日本ヴィーガン協会です。 特定非営利活動法人日本ヴィーガン協会ではありません。

 

 

夏号季刊誌には、野生動物が置かれている現状が書かれており、くくりわなで苦しむ野生動物たちの苦しみをリアルに届けてくれています。

 

 

「くくりわなのことを知ってください」という思いはわたしも同じです。

 

山にはおびただしい数のくくり罠や箱罠、その他のトラップがあり、無差別に野生動物たちを傷つけ、命を奪っています。

 

当然、錯誤捕獲も非常に多く、保護対象のカモシカは生きていれば錯誤捕獲後わなから解放されますが、脚を負傷していることが多く、くくり罠に何度もかかるカモシカの中には脚が一本しかない個体もいるのです。

 

保護動物が罠で負傷している場合、治療するのが当然ですが、治療は全く行われません。

 

とんでもなく大変なことをわたしたちは野生動物にたいして行っているのです。

 

それに気づかないわたしたちは、人間として生きるための大事なことを学べていないと言えるでしょう。

 

保護動物であれ「駆除」対象動物であれ、守られる命は同じです。

 

命に線引きをして山に仕掛ける無数の罠は、動物種を問わず生命に危機を与え奪います。

 

この写真は、我が家のシカののぞみちゃん(♀推定4歳)の脚です。

2018年6月違法くくり罠にかかったのぞみちゃん。

脚は関節ではずれ、わずかな皮で脚がつながっている状況でした。

 

くくり罠は健康な動物たちの身体を傷つけ、生活を困難な状態にし、命を奪います。

 

「駆除」対象のシカたちは不安と強烈な痛み、恐怖、絶望を感じ人間に殺されるのです。

 

罠とい非常に残酷で非人道的な物は、平和とは全く真逆のものです。

 

そのような罠を使用している限り、他種動物とわれわれ人間は共存できないでしょう。

 

世界的な動きはトラップ廃止が進んでおり、アメリカのニューメキシコ州で公有地がトラップフリーになる記事を今年の春頃に読みました。

 

その時の記事はこちらです。下矢印

 

 

わたしたち人間という動物種は、他の動物種たちのように「共存」を学ばなくてはいけません。

 

自然環境や野生動物、その他の動物たちをわれわれ人間の都合よく扱えると思い上る横暴にわたしたちはそろそろ気づいた方がよいのではないでしょうか。

 

自然環境やそこに棲む動物たちと共存できる人間へとステージを上げていこう!

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