今日はわたしのこころのクリニックの予約日で診察に行ってきた。
院内には診察を待っている患者さんが１人だけだったので、すぐにわたしの順番がきて早く帰れると喜んでいたが・・・なんと、処方箋薬局で薬を買い忘れてきてしまった（汗・苦笑）。
最近、ちょこちょこ外出していたので明日から外出しないでいいように診察後、買い物を済ませ、他の用も済ませることに忙しくしていてすっかり薬のことを忘れていた
明日、近くの薬局にいこうと思う（トホホ）。
ところで、先日、海外で鹿の救護活動をしている施設にコンタクトをとり、鹿の麻酔事故を防ぐ確実な方法など、いくつかのことを聞いた。
我が家の鹿のすぐるちゃん（♂4歳）は去勢手術の際、麻酔後数分で呼吸停止になり、みんなで焦ってしまった。呼吸停止になった原因はおそらく唾液が気管で詰まって起こったと獣医師が言っていた。さいわい獣医師がそれに気づき素早い対処をしてくれたので、呼吸が再開した。
2年前には鹿島で人間の飼育下にある鹿たちが、角切り後に相次ぎ死亡し、１０頭の鹿が犠牲になったということも起こっている。角切の際、鹿を追いつめ捕獲し、麻酔を投与していたそうだ。追いつめることと、麻酔後の対応がよくなかったと推測できる（記事）。
鹿の保護施設、Magnolia Fawn Rescueでは、日々負傷した鹿たちがレスキューされ、野生復帰を目指している。
今回はMagnolia Fawn Rescueから有益な情報を得ることができた。
まず、鹿やその他の野生動物を救護したり、かかわったりするときの基本知識。
【野生動物とかかわるときの基本知識】
①しゃべらない（無言でいること）
②音を立てない
③保護動物の目を毛布や布などで覆うこと（毛布で頭から目を覆い、鼻は毛布から出す）
これは、鹿が人間の行動に驚いてパニックに陥らないようにするための必須条件で、野生動物以外の動物種たちのかかわりにも必要なことだ。
我が家が鹿を救護するときに使用している毛布について書いた記事はこちら↓↓↓
そして、麻酔事故を防ぐにはどうしたらいいのだろうか。
【麻酔事故を防ぐ方法】
①タオルや毛布を使用し、鹿を横向きにならないように支える
②首を伸ばし、タオルや毛布を使用して頭を高い位置にする
・こちらの写真をみていただきたい。
↓ ↓ ↓
首が伸び、頭を高い位置で保てるようにしている。
こちらは、鹿の体が横にならないようにケースとクッションを使用し、固定している。
こちらも、首が伸び頭は高い位置。
タオルや毛布でなくても、鹿の体が横にならないように支えられる物があればそれを使うといい。↓ ↓ ↓
こちら↓↓↓は身体が横になっているが、頭を足で高くし、首が伸びた状態。
麻酔事故を防ぐには、鹿の体を横にしないことと、首を伸ばし頭を少し高い位置に置くことという大事なことを教えてもらったので、かかりつけの獣医師や鹿を10頭死亡させた鹿島の施設に伝えようと思う。
他の国は積極的に野生動物救護活動が行われているので、それに必要な知識をレスキュー団体が知っており、獣医療も非常に進んでいる。
だた、救護するというのではなく、救護した動物の苦痛をきちんと考えられているので、手際よくサクッと保護や治療、処置などを行っていてさすがだな！と感心する。
動物が感じる苦痛を最小限にして素早く行動できるのだ。
わたしたちも、真に動物たちの立場に立った行動ができる社会を築くことができるといいなと心から思う。
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●鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。
人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。
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