昨晩は2020年12月30日から2021年1月6日まで保護していた鹿のせーこちゃんのことが脳内で映像化していたので、とても悲しくなっていた。

 

以前、野生動物の保護について検索していると、アイルランドの野生動物保護サイトをみつけた。

 

わたしはその内容を読んで、大変おどろき、嬉しくも感じた。

 

アイルランド全土で野生動物保護が積極的に行われ、誰でもすぐに救護に関する情報を得ることができる。

 

野生動物のリハビリテーションでは、哺乳類や鳥、海洋哺乳類などの野生動物を対象に活動を行っていて、専門的な知識を持った経験豊富なスタッフが24時間体制で動物たちのケアをしているという。

 

野生動物のリハビリテーションアイルランドは野生動物のリハビリステーションを促進し、野生動物の福祉と保護を改善するための活動を行っている。

 

その内容が、野生動物たちの利益を考えたものになっており、本当にすばらしいなと思う。

 

アイルランドの野生動物に関する情報サイトには、野生動物を救護するための非常に詳しいガイドが書かれており、その内容は、科学的知見を取り入れたかなり成熟していると思った。

 

アイルランドでは、野生動物のリハビリテーショ施設を運営するに免許が必要だが、一般の人もいつでも野生動物を救護できる体制が整っているし、施設にボランティアとして協力することも可能だ。

 

野生動物のリハビリテーションアイルランドでは、野生動物を救護、ケアするための育成プログラムがあり、その内容は基本的なことから、痛みと傷の処置、管理、人獣共通感染症、輸液療法、孤児の養育、生育コースなど多岐にわたる。

 

現在、ミース県(日本語では州と訳す例もある)に国立の緊急野生動物病院を建設しており、2021年3月までには機能させる予定だそうだ。

 

すごい。

 

野生動物のリハビリテーションアイルランドでは、野生動物の死傷者数に関するデータ収集を獣医師や野生動物のリハビリテーション担当者とで年次調査をしている。

 

そのデータ収集で、野生動物や環境のハザード状態から、その原因を調査し、予防措置を講じることができるという。

 

たとえば、トンネルや橋(野生動物横断路)の提供に関する提案など行政に行ったり、感染症の予防に関することなども行ったりするそうだ。

 

野生動物のリハビリテーションアイルランドのサイトにこのようなことが書かれていた。

 

「政府機関、NGO専門機関、自主的な団体、および個人がこの分野での経験と専門知識を共有する機会をもうけた。この会議はアイルランドの野生動物保護の全ての機関から熱狂的に受け入れられた。アイルランド全土の野生動物保護は、あらゆるレベルでの協力、コミュニケーションを通じて最も効果的に実施できると考えている」。

 

さまざまな人たちが、野生動物保護や自然環境保護に関心を持ち、積極的に関わり協力関係を統合していくことでこのようにすばらしい活動ができることをわたしたちも見習うべきではないかと思った。

 

現在、わたしたちの社会では救助が必要な野生動物がいてもほぼ放置ということが続いている。

 

さらに、知識のアップデートが行われていないこともあり、野生動物には福祉は適応しないと言う人もいまだにいる。

 

そして、野生動物を保護する観点も全くと言っていいほどない。

 

今、野生動物を撲滅する考えのもとに大虐殺が起こっている・・・。

 

わたしたちの社会も野生動物保護や自然環境保護に向けた舵取りをしようよ、と思う。

 

野生動物保護の話などを行政や他の方にすると、「できない」ことをぶら下げられるが、しないことの理由を探すのではなく、できることは何かを考えることができるといいなと思う。

 

野生動物のリハビリテーションアイルランドサイトに「共存の環境を作り出す」と書かれているように、人間活動は地球全土に及んでいることからも、野生動物を保護することは当然であり、野生動物の生存が維持できる自然環境を提供する必要がある。

 

一日一日、野生動物の個体数は減少し、自然もものすごい早さで消失している。このままでは自然生態系が修復されず完全に壊れてしまう。

 

殺害や破壊を改め、保護することを考えよう。

 

★野生動物のリハビリテーションアイルランド

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★野生動物のリハビリテーションガイド

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すぐるちゃん(♂3歳)。

寝起きのあくび。

「ふわぁ~」

 

わたしに近寄ってきて「頭撫でて」と(笑)。

「そこ、きもちいいぃ~」

 

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