こんにちは!

伊奈町の地域政党「改新みらい」の冨井篤弥です。

 

さて、来月令和6年9月定例会の一般質問では、2つのテーマを取り扱うことを予定しております。

一つ目は、「ごみ分別やごみ出し」、そして二つ目は「防犯と交通安全」についてです。

 

今回は、一つ目の一般質問のテーマである「便利で気持ちの良いごみ出し環境の整備を」について、これをテーマにした経緯や背景を説明してまいります。

 

 

令和6年9月議会一般質問その1

「便利で気持ちの良いごみ出し環境の整備を」について

 

●質問内容●

1.伊奈町と上尾市におけるごみ処理の広域化の際に、プラスチック製容器包装について、可燃ごみとして処理する例外を設けることは検討しておりますでしょうか。
2.ビンについて、透明ビンと色付ビンでごみ出しの日を分けている理由を伺います。
3.透明ビンと色付ビンを同じ日に回収できるようにすることは検討しておりますでしょうか。
4.ごみ収集カレンダーについて、英語など外国語版を作成する考えはございますか。

 

●質問として取り上げた理由や経緯について●

 

☆プラごみの分別について☆

令和15年度の稼働開始を目標に、伊奈町と上尾市での共同のごみ処理場を作る計画が動いております。
そのなかで、ごみ分別については、伊奈町方式が取られています。

さて、伊奈町では、プラスチックについては現在、可燃ごみに混ぜることは禁止とごみカレンダーに記載されております。

これは、プラスチックを混ぜてしまうと、伊奈町の老朽化したクリーンセンターの焼却炉では、不調をきたす恐れがあるからです。


徹底した分別が求められておりますが、一方でさいたま市などでは、サッと水で洗っても汚れが落ちないプラスチックについては、可燃ごみで捨てても良いことになっています。

「分別しないのは良くないのでは?」と思うかもしれませんが、実は、プラスチックごみを燃やすことは「サーマルリサイクル」といって、リサイクルの一種となっています。

しかも、この「サーマルリサイクル」は、プラスチックごみを新たなプラスチックにする「マテリアルリサイクル」よりも、資源・エネルギー消費削減効果が高いとされています。驚きですよね。

 

↑(一社)プラスチック循環利用協会の「いちばんエコなリサイクル手法はどれ?」より

しっかりとサーマルリサイクルに対応した焼却炉を建造すれば、皆さまのプラごみ分別の負担を軽減しつつ、より地球環境に配慮したものになるのです!

洗ったり、乾かしたりと毎日のプラごみの分別作業は大変ですよね。
そもそも洗うという事は、水や場合によっては洗剤を使うので、そこでも資源を消費してしまっているのです。

洗わなくてもよいもの、簡単に汚れが落ちるものは、プラスチックとして分別するべきです。これは、最も資源・エネルギー消費削減効果が大きいものに、「ケミカルリサイクル」というものがあるからです。
ただ、そうでないものは、可燃ごみとして、「サーマルリサイクル」に回すのが本当の意味で環境に配慮しているといえるのではないでしょうか。

ということで、伊奈と上尾の新しいごみ処理場では、プラごみの分別の負担が軽減されるのかどうかを質問します。

 

☆色付きビンと透明ビン☆

ごみカレンダーを見ると、ビンだけ着色、透明の違いで別々の日に回収しているのを疑問に思ったことはございませんか。

これを一括化すれば、月に2回はびんを回収できる訳です。

びんについては、ご近所のスーパーのリサイクルボックスにもなかなかなく、気軽に捨てられるごみではございません。

 

色付きビンと透明ビンで分別の習慣はついていると思いますので、空き缶とペットボトルの日のように、回収日の一括化もできるかと思います。

 

☆ごみカレンダーの多言語対応について☆

伊奈町でも、外国人住民の方々が増えてきております。

それに伴い、例えば、段ボールにごみをまとめて出すといった、ゴミ出しのトラブルもあるようです。

 

こうしたことは、伊奈町において、ごみカレンダーの多言語対応が進んでいないことも原因であると思います。

日本のごみ分別とごみ出しのルールやマナーは、海外と違って厳しいと聞きます。

ですが、ここは日本ですので、日本のごみ出しのルールやマナーを守っていただかなければなりません。

しかしながら、日本語が不慣れなことにより、そのルールやマナーを知らないケースも多いです。

ゆえに、町がゴミ出しのルールやマナーを周知し、守るように呼びかけていかなければなりません。

町が外国人住民の方を受け入れる以上は、多言語対応の責務を果たしていただきたいと思います。

 

 

以上が、9月議会に予定している一般質問の質問事項1の内容です。

 

また、ごみ集積所についても、町内ではカラス被害などの課題があります。

それも取り上げることを検討しておりましたが、町側と相談した結果、道路占用の関係で見送ることとなりました。

解決したい課題でございますので、カラス被害などで悩まれていることがございましたら、写真や情報提供を頂ければ幸いです。

 

↑こちらから情報提供やご相談等をお願いいたします。

 

 

家庭・クリーンセンター・地球環境の負担を軽減し、便利で気持ちの良いごみ出し環境を作っていきたいですね!

 

 

一般質問は、令和6年9月12日(木曜日)実施予定です!

 

 

改新みらい

冨井 篤弥