伊奈町の地域政党「改新みらい」の冨井篤弥です。
きょう4月17日から、伊奈町長選挙の期日前投票ができるようになります。
立候補者の情報を比較して、投票に足を運んでいただければと思います!
なお、期日前投票所は、伊奈町役場とウニクス伊奈になります!
伊奈町長選挙の疑問~町長選挙への立候補に住所要件はないの?~
今回の令和6年伊奈町長選挙では、つい1か月前の令和6年3月に行なわれた千葉県の横芝光町長選挙に立候補した小西彦治氏(52)が立候補しています。
これについて、次のような疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか。
「1か月前に別の自治体の町長選挙に立候補? 住所要件は満たしているの?」
――ということで、この記事では、町長選挙の立候補の要件について説明していきます。
まず、伊奈町長選挙に投票するためには、以下の要件を満たすことが必要です。
◎伊奈町長選挙に投票できる人
1.日本国民であること。
2.満18歳以上であること。
3.伊奈町に引き続き3か月以上居住していること。
そのうち、「3.伊奈町に引き続き3か月以上居住していること。」が、住所要件になります。
3か月以上住んでいないと、伊奈町長選挙には投票することができません。
一方で、伊奈町長選挙に立候補するためには、以下の要件を満たすことが必要です。
◎伊奈町長選挙に立候補できる人
1.日本国民であること。
2.満25歳以上であること。
以上です。住所要件はありません。
よって、伊奈町に3か月以上住んでいなくても、伊奈町長選挙に立候補することはできるのです。
今回の伊奈町長選挙に立候補した小西彦治氏は、現在は兵庫県伊丹市に住所があります。
伊丹市に在住しながら伊奈町長選挙に出馬していることになります。
ただ、町長選挙には住所要件はないので、法的に問題はないようです。
町議会議員選挙には、住所要件がある!
町長選挙に立候補する条件に、「町に引き続き3か月以上住んでいること」という住所要件がないことが分かりました。
では、伊奈町議会議員選挙へ立候補するための要件はどうなっているのでしょうか?
◎伊奈町議会議員選挙に立候補できる人
1.日本国民であること。
2.満25歳以上であること。
3.伊奈町に引き続き3か月以上居住していること。
住所要件があるため、伊奈町に3か月以上住んでいないと、伊奈町議会議員選挙には立候補できません。
これが町長選挙との大きな違いです。
なぜ、町議会議員選挙の立候補要件にある「住所要件」が、町長選挙の立候補要件にはないのでしょうか。
新潟県選挙管理委員会・新潟県明るい選挙推進協議会の発行する「おとなへのパスポート」には次のように理由が記されています。
知事、市町村長の場合は広く人材を得るという観点からのものです。
町のリーダーを決める選挙については、リーダーとして相応しい優秀な人材を確保するために、町内に限定せず、全国から立候補できるようにしているみたいです。
住所要件は必要?
選挙に住所要件が必要かどうかは意見が分かれることと思います。
私は、町議会議員選挙、町長選挙の双方に住所要件は必要であると考えております。
現場を知らずして、自治やまちづくりはできないからです。
自治体の現状や課題を良く知り、そのうえで今、そして将来も住みよい町にするために、政策を展開できるリーダーが必要であると思います。
令和6年伊奈町長選挙
・期日前投票:令和6年4月17日(水)~4月20日(土)
・投票日:令和6年4月21日(日)
「行こう選挙!」
改新みらい
冨井 篤弥
記事に関する連絡先:tomiatsu@gmail.com(冨井宛)