あたらしき雪の曠野の葭の列 黒田杏子著「木の椅子」より2017-10-25 05:19:20テーマ:俳句出典 「木の椅子」黒田杏子著 牧羊社刊 「釧路鶴居村 十句」の十句目です。 葭は蘆と同じものですが、単に「蘆」だけでは季語ではないようです。 季語は「冬野」の傍題である「雪の原」ではないでしょうか。 新雪で雪の曠野が広がっています。 そこに、雪から頭を出した葭の列が続いています。 「縹渺」という言葉が浮かんできます。 北海道の大自然を前にして、冬の厳しさと美しさを詠んだ句なのではないでしょうか。#俳句#黒田杏子先生#鑑賞#木の椅子ADいいねコメントするリブログするいいね!した人一覧ポスト記事を報告する境沢一千雄さんをフォローブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になりますフォローSNSアカウントTwitterFacebookInstagram