さて、クラシックカーのラリーってどんなん?という方の為に、ちょっと説明してみようと思います。
同じ形式は、ファミリーラリーと称する大会などでも行われているので、ご存知の方もいるかもしれませんが、
スピードを競うものではありません!
では、何を競うのかというと、「指示通りに走る」正確性を競うのです。
指示されるのは、ルート、所要時間(指定速度)などですが、
ルートはコマ図で指示されます。
0.00、左折する場所が起点で、そこから6.04km走ると信号のある交差点(新田東)があるので、左折。さらに、1.52kmでサンクスのあるT字路を左折。
というようにルートを辿ります。一番左は累積の距離、一番右は残りの距離です。
ドライバーの弁慶は、ひたすらコ・ドライバーの指示で運転します。目印になるものを見つける役目は、ドライバーです。
この距離の正確性を担保するために、主催者が1kmとする区間を実際に走って、自車の距離計との誤差を補正しますが、その装置がこれで、上に距離が表示されます。補正するときは、簡単な算数の計算をして、補正値を入力しておきますが、弁慶は1年に1回しか使わないので、毎回やり方を忘れています(爆)。
ちなみに外国のシビアなレギュレーションのクラシックカーラリーではデジタル機器は使えないと知った弁慶が最初に導入したのが下のアナログな距離計で、もっと正確じゃないと難しいと聞いて買ったのが上のデジタル機器でした。たぶん、もうアナログでも大丈夫だと思います。
スタートはゼッケン順で、6号車の弁慶は9:06となりますので、1CP(チェックポイント)には、その79分34秒後の、10時25分34秒に着けば良いのです。早くても、遅くても駄目です。
この場合は、「CO 10:25:34:00」とラリーコンピューターに入力します。COは、時間を指定する場合に使用します。
スタートが衛生電波時計で9:06.00と決まっているので、そうなります。
以後、1CPの到着時間が起点(GiROでの実際はSTの進入時間でしたが)となるので、別の入力をします。
1CPから2CPへの指定時間は、34分06秒43となっていますので、ラリーコンピューターには
「ST 00:34:06:43」と入力します。
こっちがラリーコンピューターで、Time Keeperという製品名です。
この右手に握られているのが、スイッチで、測定ラインを前輪が踏んだ瞬間にボタンを押すと、次のカウントダウンが始まります。
カウントダウンは1分前からブザー音、5秒前から音声に変わります。ドライバーは、そのカウントダウンに合わせて、測定ラインを前輪で踏みます。
コンマ0何秒の誤差で納めることを目標にしないと、区間賞は獲れないのが普通です。
その他、シークレットの区間を指定速度で走るレジストリーチェックと、クローズされた区間を制限速度なしでスピードを競うST(一般的にはSS)があります。
とはいえ、STはきつい登りなので、(一部の車両を除いて)たいしてスピードがでないという設定になっています。
これらは、ファミリーラリーのクイズのような感じで、総合順位とは別の特別賞として(STは排気量の応じて3クラスありますが、それぞれ)3位まで表彰されます。
全部で8CPで競われ、1位120ポイント、以下、1ポイントづつ減じたポイントが付きますが、禁止区間で停止してしまったりするとペナルティ-20ポイントを食らってしまいます。
また、戦前車には3ポイントのハンデがつきます。たとえば、実際は3位で118ポイントを獲得したとすると、3ポイント加算されて、121ポイントになり、この点数で区間賞が決められるので、区間1位となるという仕組みです。これはかなり厳しいですよ。8CPでさえ、24点のハンデを持っていることになりますからね。
各CPでも3位まで表彰され、クリスタルとワインの副賞が付きます(^^)。
そして、最後に合計ポイントで、総合順位の表彰があり、
3位までトロフィーが授与され、副賞各種が贈られるわけです。
だいたい普通に走ると指定された時間よりある程度早く到着する感じになるので、所要時間が長い区間で給油をしたり、コンビニに寄ったりするようにコントロールしていきます。今回は2日目に軽井沢ハーフマラソンの開催とかち合いましたので、駅周辺の渋滞が明暗を分けた可能性がありました。
少しはわかりましたか?
ねー。