宇治平等院の縮尺と、あとは写真なんか撮れない | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

翌朝は少し二日酔い。ホテルを出てご夫婦を迎えに行って、三条から京阪宇治へ。



平等院鳳凰堂


内部拝観は1時間待ちとのことで、旦那様が却下。もっとも、ここに来た目的は鳳凰堂の縮尺の問題なのである。鳳凰堂に行ったことがある人に「鳳凰堂って小さいんでしょ?」って聞いても「そんなことない」って答えられてしまうのだが、それは拝観する場所は中央の堂内だからだということもよくわかったので良かった。



我々が小さいと言っているのは、この部分である。屋根の下の廊下はどう観たって普通に大人が立てる高さではない。妖怪堂さんの説明によれば120cmだったかな。


これは鳳凰堂が西陽を背にした時に極楽浄土を表現する構造になっているという目的の一つで、その状態でもっとも美しい縮尺で作られているからだそう。これ、前回の京都で3人で妖怪堂で聴いてきた話。



塔頭の最勝院。本尊は災難よけ不動明王。



境内にある源三位頼政の墓。平清盛の信頼を得て、武士としては破格の三位まで出世しながら、平家打倒の為に挙兵し追悼されてしまった武将である。



こちらは最勝院の寺務所。最勝院は天台宗系単立寺院。平等院には塔頭の浄土院があり、こちらは浄土宗で、両派により隔年で管理されている。



その後はカフェとお菓子の物色に終始した。


こちらで宇治抹茶シェイク、同炭酸割り、同ラテを頂き



ソフトクリームに後髪をひかれながら



なんだか串に刺したバエる和菓子があるぞ!とか



そばだけじゃなく、ラーメンも抹茶かい!とか(爆)。


まあそれで、羊羹だとかいくつもお土産に仕入れる様子は、そんなにいっぱい買って食べ切れるのかと弁慶が心配するほどであった。


予定では宇治で別れてご夫婦は別行動だったのだが、買物に満足したのでミュージアムにも寄らずに、弁慶と一緒に市内まで戻った。



六曜社 地下店 

075-241-3026

京都府京都市中京区河原町三条下ル大黒町40 B1F

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26000159/



弁慶はエスプレッソとロールケーキ。昔ながらのバタークリームだな、これは。


そして、ここでI夫妻とはお別れである。ご夫婦は帰り、弁慶は居残り。



昨日はご夫婦の泊まった宿に今日は弁慶が投宿。


この日この時、緊張して時間を待っているのは、これから芸妓さんと鴨川をどりを観に行くからである(爆)。もちろん普段のように食事を写真に撮ったりするような不粋なことは出来るはずもない。


歌舞練場の前で芸妓さんと落合い、お茶席はその芸妓さんの計らいで2日続けてのお正席。お茶を運んで来た舞妓さんは一緒にいた芸妓さんと同じお姉さんの妹なのだが、それでなのかどうだかわからないが、なんだかちょっと微笑んで、隣の芸妓さんも「わろーてはる」と反応していた。


をどりが観てからは三福さんに戻って一緒に食事をして、バー亜弥へ。写真はないけど稚鮎が美味かった(笑)。


最初は2人だけだった亜弥には、やがて多くの客が押し寄せ、その客に呼ばれてこの前の市琴さんをはじめ、何人もの芸舞妓が出入りした。記憶が正しければ、あの女子は、あんず家の女将さんと知り合いになった時の豪気な方だったような気がする。


夜もふけた頃、隣に大野裕之さんが来店して座られたが、この日は大野さんよりも一緒にいた芸妓さんが優先です(笑)。宿に門限もありますんで。



でも二日酔いにもならず、翌朝はまた美味しい朝食を頂いたのである。



鴨川は雨模様で中洲もなくなってる。


実は月曜日だし🤭。貧乏が染み込んでいるから月曜日に休みを取ってもなんともムズムズして落ち着かない。だからどこにも寄らずまっすぐ京都駅に行って、帰ってから通院して無くなっていたアレルギーの薬もらったりしたんだよ、せっかくの休みなのだから、鴨川をどり行って昨日の芸妓さんが吹く笛聴いてから帰れば良いのに。勿体無い。


ね。