適当に源氏物語ツアー3 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。



3日目の朝


昨夜の食事のこともあり、料理がおいしいから、次からもこの宿にすると方向転換をする夫婦。前回ビジネスに泊まって、「どうせ寝るだけだから、あれで充分だよね」って言っていたのにねえ。



デザート


そして荷物は駅に送ってもらう。



まずは内藤商店。箒、たわし類は職人さんの手作りで、弁慶はこの箒が欲しいのだが、新幹線にこれ持って乗る勇気はないなあ。そのうち、車で買いに来るかな🤣



京阪で南下し、まずは欣浄寺。こちらは弁慶は2回目だけど、深草の少将の邸宅があったと云われる場所。



そこから目的地に向かう途中に撞木町の廓の石碑。ここは大石内蔵助が通っていた街。予定にはなかったが、ちょっと寄り道して中に入ると、



ここはさまに蔵之介が通っていた「よろづや」があった場所。



目的地はOWN SHOES KYOTO


古着とオーダーメイドの革靴のお店。お金持ちの夫婦は靴好きだし、旦那は家業をつぐ前は伊太利屋に勤めていただけあっておしゃれなんだよね。



また移動して中村ローソク。

驚いたことに、すでに京蝋燭って、ここくらいでしか作ってないんだ。


弁慶も正月すぎに行ったらまだ休業だったので、初めての訪問。



工房も見せてくれた。こうやって蝋を溶かすんだね。



京蝋燭は実用品なので、コストを下げないといけない。だから型を使う。実用するのは寺社仏閣、そして太秦の時代劇。あとイベント。洋蝋燭より風に強いそうだ。



赤い蝋燭はお祝い用なので、3回忌までは白い蝋燭を使うんだってさ。


蝋燭を買って、また移動。



妖怪堂



こちらを事前に予約しておりました。



以前、「妖怪とは何か」って話を聞きに来た時より近代化してた(爆)。


左上が元々の平安京とその後の平安京。正面のモニターには、たまたま行った鉄輪の井戸と夕顔町が囲まれている。


平安京の周りを取り囲む鳥葬地から解き明かす、なぜ秀吉の墓があの位置なのかとか、秀吉が天正地震の3日後、伏見城造成を始めて桓武天皇陵をぶち壊した理由と、掘り出した桓武天皇の石棺をどうしたかという話も興味深かった。そして源氏物語は、平安時代の文春砲だ!って話と道長が式部に源氏物語を書かせた戦略について。


夫婦の奥さんがはまって今、本を読み漁っておる🤣



お金持ちはいっぱい買い物したけれど、3日間で弁慶が買ったのは、蝋燭とこの手拭いだけ笑


ね。