蝙蝠の安さん | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

まだ年が越せません🤦‍♂️


クリスマスの日、なんと歌舞伎を初めて見に行きました!


蝙蝠の安さん

主演は松本幸四郎丈。



左にある「チャップリン カブキ ナイト」。それが狙い目だと思って、仕事柄、イベントの前は忙しく当日は暇だという経験を信じて申し込んだのが、ナイトの最終日、まさにクリスマスの日でした。

チケットをお願いしたのは京都で出会いのあったチャップリン協会の大野氏。


チャップリンの「街の灯り」を歌舞伎にしたものであります。なんか色物的に思われるかもしれませんけれど、初演は昭和6年。

でも連綿と続いて来た演目ではありません。チャップリンが好きで、その写真を色々と見ていた松本幸四郎丈が、たまたまその中から見つけたこの歌舞伎の興行をいつかやりたいと思った気持ちと、それを知った大野さんの情熱が、長い年月をかけて身を結んだのがこの公演です。

たいへん素晴らしい作品でした。寅さん好きな人は、きっと好きだろうな。



さらに、予期していなかった事ですが、クリスマスイブとクリスマスの2日間だけ、公演の後にトークショーが催されました。

左から演出の大和田文雄氏、松本幸四郎丈
、大野裕之氏。

いろいろと裏話が聞けました。幸四郎丈のこの作品にかけた情熱と、それをサポートする裏方さんのパワーを感じました。

ぜひ再演して頂きたい作品でした。

ね。