暖簾をくぐってお店に入ると2階で宴会の予約が入っているようで、綾乃女将が忙しく動いていました。
予約を入れた時にどうしてお店のことを知ったのかを聞かれたことで電話で随分と話していましたから、初めてのお店に来たというような感覚ではなかったです。
席には弁慶の名入りのお品書きと、
まずは山越えをしてきたので、やっぱり生ビールでしょうね。
前菜の御膳には梅の枝があしらわれ、箸置きも梅です。京都に来た感じがしますね。
筍木の芽和え、菜の花辛しごま和え、龍舌䉽、飯蛸煮、とまと蜜煮、花山葵漬、ほたるいか
龍舌䉽って何?そもそも字がでないし(笑)。まずは䉽という文字を調べることから初めてたどり着いたのは、どうやら荊楚歳時記(けいそさいじき)』という6世紀の中国の年中行事を記録した書物にその記述があるらしいということでした。
曰く、3月3日の上巳の節供には、「黍麹菜(しよきくさい)」という草を用いて「龍舌䉽(りゆうぜつはん)」という物を作り、邪気を祓うと。
ちょうどその頃、2人の年配の男性が来店してカウンターでビールを飲みながら「倒青というのはどうだろう」と綾乃女将に話していた。女将のブレインと思われる中国に詳しい先生らしい。そのような方が4人ほどいて、いろいろな角度からアイデアを出して応援してくれているらしい。まさにこれもその一つなんだろう。(エピソード1)
ちなみに倒青とは春を表す言葉で、青は草。春、息吹いた草を踏んで歩くとその踏み跡は草が倒れているわけで、その姿を倒青と表しすなわち春を表す言葉となったという訳。
先生方はその後、別のお店の宴席へと向かわれたようです。
吸い物は大蛤、筍、若布
造里は、ひらめ、あじ、甘えび。
飲み物はハイボールに。
焼き物は、まながつお菜の花焼き
揚ものは、ナメタかれい煎り出仕
揚げ物にあたたかい出汁がはられていました。天婦羅とはまた一味違う印象がありました。
ハイボール2杯目(^^)
鮎の稚魚
お品書きにないから正確には書けないけど、料理長が言った言葉の中で「鮎の稚魚」だけははっきり覚えている。
ご近所の2組の夫婦が一緒に来店されてカウンターに座られました。古くからの常連さんで先代、先々代の女将のことなど、楽しい話が続きます。表が綺麗になったねと女将が褒められていましたが、皆さん細かいところまで気にかけてくれているようです。(エピソード2)
温もの 熟藕・・・熟れた蓮根のことかな。
お酒はおとなりの方の真似をして赤ワインを頂きましたが、良い香りの美味しいワインでした。
飯のものはちりめんじゃこ、香りのものは日ノ菜
留椀は赤だしです。
果のものは苺、芋ようかん、メロン
カウンターは女将一人での接客です。その間にも2階の宴会のスタートにはご挨拶にいったり、予約の電話を受けたりします。そんな時は出来立ての料理を料理長が運んできてくれます。
エピソード1、2にあるような話が、ちょうど女将のブログで書かれています。
なんとなく、店の形体は違うけれど、みんなの憧れの
こんな感じなのかもしれません。だとすれば、水谷豊演ずる右京さんの座る位置がやっぱり落ち着くなと思う弁慶でした。
でもカラオケでは六角精児を歌いますけど(爆)
ね。













